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撮影監督 高間賢治の映画撮影記

撮影監督 高間賢治の映画撮影記

数々の低予算映画を「名作」にしてきた映画カメラマンが語る現場のノウハウ
2018年10月22日発売
A5変型判 288ページ
定価:本体1,800円+税
ISBN978-4-7683-1120-2

「安く撮る方法を知らなかったらどうするんだ?」
数々の低予算映画を「名作」にしてきた
映画カメラマンが語る現場のノウハウ


映像制作の専門誌、月刊ビデオSALONで2011年から7年にわたって連載してきた人気連載が1冊に!
映画の撮影現場で何が起きているのか? ギャラも人間模様も含めてここまでに赤裸々に書いた人は高間さん以外にいないでしょう。読み進めていくと現在の低予算映画制作の現場の状況がわかり、と同時に低予算でいかに格調高い映像を収録していくかというノウハウも吸収できる内容になっています。過去のことも折に触れて書いているので、1970年前後に若松プロに撮影助手として業界に入ってから45年間、映画の現場に居続けた筆者の目からみた貴重な現場証言にもなっています。
映画ファン、監督やカメラマンなど映画業界を目指す人、映画の裏方や舞台裏に興味がある人にとって、これまでになかった「業界本」です。貴重な現場写真も多数収録!
巻末には、同じくビデオサロンで連載していたテレビのドキュメンタリーカメラマン板谷秀彰さん、前述の「止められるか、俺たちを」を撮影した辻智彦カメラマンとの対談も。盟友である金子修介監督からも寄稿していただきました。


【目次より】
1時間半の映画をどうやって7日で撮るか。  
  ヴィム・ヴェンダースにデモDVDを渡す
『死にゆく妻との旅路』でのカメラ選びのこと
EOSムービーでドキュメンタリーを撮る仕事が続く
地元の人の軽トラで移動撮影をする
カットを割らないほうがスマートになることが多い
1kmにも及ぶレール移動撮影は無事成功した
映画からフィルムがなくなる歴史的転換点がやってくる
ライトを切ったほうが綺麗ですよ、と岩井監督が言う
プロも学生もカメラは手持ちのものを使う時代
劇映画よりドラマチックな凄まじい人生がある
自分専用のレンズを持つことは長年の叶わぬ夢だった
即断即決即行動でないと徹夜の連続になってしまう
アメリカに行ってみたら別の映画制作現場があった
シネスコの終焉から15 年後にシネスコで撮影した話
デジタル時代に正しいシネスコを作ろうという動きが!
日本のドラマにはもれなく「外観の柱」がついてくる
役者に寄り添って見るには移動撮影は欠かせない
アカデミー外国語映画賞の日本代表を選ぶ
単身デイパックを背負って海外の仕事に行きたい
寄ってたかって知恵を出すという作業がなくなった
最近とみに「映画は地方の時代」と思うことが多い
Eテレのトーク番組をカメラ7台で収録する
『冬のソナタ』のユン監督と北海道をロケハンする
カメラが主人公の目になる映画
狭い場所のほうがシネスコが活かせる
映画を見てもらうのは作る以上に大変
サム・シェパードで思い出す二人の名撮影監督
照明技師を置かずに少ない照明で撮った『ラスト・キャバレー』のこと
対談1高間賢治さん x 板谷秀彰さん
映画とテレビ、撮影現場の45年 
対談2高間賢治さん x 辻智彦さん
カメラマンの仕事は監督の世界を具現化すること 
      高間さんへ至り現在まで   金子修介(映画監督) 


【著者プロフィール】
高間賢治(たかまけんじ)

1969年若松孝二監督の元、撮影助手として撮影現場に入り映画人生をスタート。
当時の若松プロを描いた青春映画「止められるか、俺たちを」は2018年10月に全国劇場公開。
高間氏役の撮影助手が映画の中で重要な役割を果たしている。
それ以来、現在まで45年以上映画の現場で撮影監督として活躍。
海外研修で得たアメリカでの撮影現場のノウハウを元に照明までをカメラマンが管理する「撮影監督」シス テムを提唱。日本の映画制作業界に広めた功績も大きい。
金子修介監督とのコンビで10本以上。三谷幸喜作品のデビューから2作「ラヂオの時間」「みんなのいえ」を撮影。
「1999年の夏休み」「ナヴィの恋」「ホテル・ハイビスカス」「死にゆく妻との旅路」など低予算ながら後に名作と呼ばれる作品 を数多く手掛けてきた。2000年以降は若手の映画監督と組むことが多い。



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