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山手線圏内 蔵めぐり散歩ガイド

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都会のど真ん中にこんな蔵があったなんて!
2019年12月19日発売
A5判 128ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-7683-1272-8

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都会のど真ん中にこんな蔵があったなんて!


平成から令和へ元号が変わり、オリンピック開催を1年後に控え、大規模な再開発で大きく変わりゆく東京の風景。その片隅にポツンと残る蔵を記録している人物が存在します。精神カウンセラーとして著書も多数ある清田予紀氏は、本業の傍ら「蔵見ニスト」を自称し、都内中心部に残る蔵を訪ね記録する活動を十数年続けています。本書は、著者が訪ねた蔵を写真とともに紹介する「蔵めぐり散歩」のガイドブックです。

 著者がこれまでに発見した都内・山手線圏内に残る蔵の数は100軒を超えています。その探し方はユニークかつ合理的。まず、Googleマップのストリートビューでこれはと思う建物に目星をつけておく。その際に参考になるのが、1945(昭和20)年に発行された地図「帝都近傍圖」。蔵は第二次大戦の戦災を逃れたエリアに集中していて、「帝都近傍圖」には東京大空襲の被害状況が記録されています。移動手段は自転車。クルマでは小回りが利かず見逃してしまうことが多く、といって徒歩では回れる範囲が狭い。この方法で数々の貴重な蔵をモノにしてきました。

 蔵には大きく3タイプあり、伝統的な木造・漆喰壁のタイプと西洋の影響を受けたレンガ造り・石造りのタイプ、関東大震災以降は鉄筋コンクリート製のものが増えています。建築文化的に貴重でも、文化財指定など保存の対象になっているものはごく一部で、老朽化による取り壊しや再開発などで都内の蔵はどんどん姿を消しています。「蔵めぐり」は気軽な散歩テーマであると同時に、失われつつある生活文化の記録でもあるのです。

 近年は、蔵をリノベーションして住宅やカフェなどの飲食店、店舗、ギャラリー等に転用しているケースも多く見られます。著者自身が約20年前に蔵を改装した家に住むことになり、それが蔵に興味を持つきっかけになったと言います。店舗やギャラリーとして活用されている蔵は、一般の方も気軽に訪ねやすいので、取材を行って詳細な情報を掲載します。



【Contents】
1章 都心の蔵の特徴と魅力
 著者が蔵に惹かれる理由、蔵とはどんな建物か、蔵の種類と外観上の特徴、その歴史を解説

2章 蔵を訪ねる1 谷根千エリア
 町歩きで人気の谷中・根津・千駄木界隈の古い町並みの中に残る蔵を紹介

3章 蔵を訪ねる2 上野・浅草・下町エリア
 震災や空襲被害が大きかった地域で奇跡的に残った蔵を取材

4章 蔵を訪ねる3 中央線以南エリア
 都心に近いエリアにひっそり息づく蔵、お寺の中にある蔵を紹介

5章 蔵を訪ねる4 山の手エリア
 丘の高台に建つ蔵や都心から郊外へつながる地域に点在する蔵を訪ねる

6章 あなたも蔵見ニストに!
 ネットを活用した蔵の見つけ方の解説、著者がこれまでに発見した蔵のマップを掲載



【著者】清田予紀(きよたよき)
心理カウンセラー。早稲田大学商学部で産業心理学を専攻。学生時代より脚本家・放送作家として活動、テレビと夢の共通性に着目した独自の心理分析法を確立。主に若者の心理をモニタリングして、自己実現を促す心理学講座やカウンセリングを行い、その研究成果を著書に活かしている。猫好きで、複数の猫が飼える物件を探すうちに蔵の家と出合い、「蔵見ニスト」として活動を始める。主な著作に「3分間深層心理テスト」(青春出版社)「自分を磨く55のテクニック」(扶桑社)「人間心理のふしぎがわかる本」(三笠書房)「ネコロジー アドラーと猫の心理テスト」(主婦と生活社)などがある。



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