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テック・ノワール ジェームズ・キャメロン コンセプトアート集

テック・ノワール ジェームズ・キャメロン コンセプトアート集

ジェームズ・キャメロン初の集大成作品集
2021年12月25日発売
B4変型判 336ページ
定価:本体5,000円+税
ISBN 9784768315514

ジェームズ・キャメロン初の集大成作品集

ジェームズ・キャメロン初の集大成作品集。
『殺人魚フライングキラー』から『ターミネーター』『エイリアン2』『タイタニック』『アバター』など監督作のほか、ドラマ『ダークエンジェル』など映画以外のデザイン画、設計図、コンセプトも収録。監督デビュー作として温めていた幻のSF映画『Xenogenesis』の設定やストーリー、コンセプトアートも紹介されている。
さらに、幼少期に描いたマンガ、異星人や遥か遠い世界、驚異的なテクノロジーを描いた学生時代のスケッチ、全然売れなかったポスター、ボツ企画のために描いた絵。下積み時代に描きまくった低予算映画のポスターや美術・デザインなども掲載。
全編キャメロンの語りで構成された本書には、歯に衣きせないエピソードが満載。B級映画の帝王ロジャー・コーマンのもとでは働きはじめたきっかけ、苦いデビュー作『殺人魚フライングキラー』の現場での出来事、『エイリアン2』でギーガーを採用しなかった理由やスタン・ウィンストンとの会話から生まれた名キャラクター誕生秘話、“ケンカ屋”ならではのトラブルの数々や女性観など、キャメロンのデザイン哲学はもちろん、飽くなき好奇心や膨大な知識、私生活までが明かされる。
創造への飽くなき挑戦を続けるジェームズ・キャメロンの心の中を覗くことができる―『テック・ノワール』はそんな究極の1冊だ。

【目次】
序文 ギレルモ・デル・トロ
頭の中で地図を描く男、ジェームズ・キャメロン

第1章 目を見開いて夢を見る

第2章 人間の模造品

第3章 ゼノモーフ

第4章 宇宙へ

第5章 未踏の世界

第6章 絆

第7章 運命は変えられる

【著者について】
ジェームズ・キャメロン

1954年、カナダのオンタリオ州カプスケイシング生まれ。カリフォルニア州立大学フラトン校中退後の1978年、友人と共に35ミリの短編SF『Xenogenesis』を制作。ロジャー・コーマンのニューワールド・ピクチャーズで低予算映画の美術や視覚効果に関わったのち、初長編『殺人魚フライングキラー』を監督するが撮影途中で降板。『ターミネーター』(1984)で本格デビューを飾り、続く『エイリアン2』(1986)でヒットメーカーとして定着する。以後『ターミネーター2』(1991)、『タイタニック』(1997)、『アバター』(2009)など大ヒット作を連発。デジタル3Dなど映像技術の開発にも積極的に取り組んでいる。現在『アバター2』制作中。

【監修について】
神武 団四郎(ジンム ダンシロウ)
映画ライター。雑誌やパンフレットなどに寄稿、編集でも携わる。共著に『キング・コング入門』、『モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史』(洋泉社)など。編書に『別冊映画秘宝 絶対必見! SF映画200』、『中子真治SF映画評集成』(洋泉社)など。監修に『スター・ウォーズ制作現場日誌 ―エピソード1 ~ 6―』、『メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロード』『メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場』『ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術』『バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン・タイムマシン オーナーズ・マニュアル』(玄光社)などがある。

【翻訳について】
富原 まさ江(トミハラ マサエ)
出版翻訳者。小説・エッセイ・映画関連など幅広いジャンルの翻訳を手がけている。最近の訳書に『スター・ウォーズ 制作現場日誌 ―エピソード1 ~ 6―』、『クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵』、『メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場』『ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術』(玄光社)、『図説 デザートの歴史』(原書房)など。

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