手塚治虫キャラクター名鑑

手塚治虫キャラクター名鑑

手塚治虫作品に登場するキャラクターたちが大集合!
2024年4月16日発売
B5判 240ページ
定価:本体4,000円+税
ISBN 9784768318935

手塚治虫作品に登場するキャラクターたちが大集合!

手塚治虫の作品には実に多くのキャラクターが登場します。作品それぞれに主人公や脇役がいるのは当然ですが、手塚は自身が生み出したキャラクターたちを俳優に見立てて、作品ごとに配役を決めていました。ハリウッドの「スターシステム」に基づいた発想で、ある作品で主人公だったキャラが、別の作品では敵役や脇役で登場することもあるのです。本書では、代表的な手塚作品のキャラクターシートとともに、劇中の名場面を紹介。代表的なキャラを「出演作品」リストを入れたタレント名鑑のスタイルで紹介します。さらに、スターシステムには入っていない初期から晩年までの主要作品の登場キャラを総覧できるコーナーや、手塚が企業や団体のために創ったマスコットキャラクターなど、これが初公開となる貴重な資料が満載です。そして、数多くの作品に登場した名脇役「ヒゲオヤジ」(本名:伴俊作)の名を冠した唯一の作品で、これまで単行本見収録で幻の作品と言われた「伴俊作まかり通る」を全話一挙掲載。ほかにも未公開の原稿やネームなど、他では見られない貴重な画稿をふんだんに収録しました。

【目次】
1.スターシステムのキャラクター①劇団俳優/2.スターシステムのキャラクター②主演俳優/3. 手塚キャラクター大集合/4.「伴俊作まかり通る」5.秘蔵原稿アーカイヴス[特集記事]文学作品の俳優たち/時代劇の俳優たち/巨大ヒーローたち/博士たち/ダークヒーローたち/ヒロインたち/マスコットキャラたち

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お詫びと訂正

本書の記載に誤りがございました。読者の皆様ならびに関係者の皆様に謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。

P.32
誤)[1]「ロストワールド」(1951年)
正)[1]「ロストワールド」(1948年)

P.45
誤)[5]「地球を呑む」(1969年)
正)[5]「地球を呑む」(1968年)

P.48(力有武)
誤)[3]「落盤」(1963年)
正)[3]「落盤」(1959年)

P.50(豚藻負児)
誤)[3]「来たるべき世界」(1948年)
正)[3]「来たるべき世界」(1951年)

P.51(ノールス・ヌケトール)
誤)[1]「罪と罰」(1980年)
正)[1]「罪と罰」(1953年)

P.52(下田警部)
誤)[1]「奇子」(1980年)
正)[1]「奇子」(1972年)

P.53(東南西北)
誤)[2]「大洪水時代」(1950年)
正)[2]「大洪水時代」(1955年)

P.116 (マグマ)
誤)[2]「みんなによびかけましょう」『青少年とともに』練馬区役所(1965年)
正)[2]「みんなによびかけましょう」『青少年とともに』練馬区役所(1974年) 

P.159
誤)[6]千里万里子「七色いんこ」(1980年)
正)[6]千里万里子「七色いんこ」(1981年)

P.239(2段目8行目)
誤)原画紛失のため手塚の没後に複製が作られ、そこに発表時には描かれていなかったブラック・ジャック、ドン・ドラキュラ、七色いんこ、ユニコらが新たに描き加えられている。
正) 原画紛失のため二度複製が作られ、手塚の没後にドン・ドラキュラ、七色いんこ、チョコラらが新たに描き加えられ、B・Jは最初の複製とは別のポーズで描かれている。

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【著者】
手塚治虫(テヅカ オサム)
手塚治虫(1928-89)は「マンガの神様」として知られる日本を代表する漫画家で、その作品は国内にとどまらず世界各国で読まれ続けている。常に新しい漫画の表現やテーマを模索し、画期的な作品を次々と世に送り出し、後世の漫画やアニメ、その他のビジュアル表現に与えた影響は計り知れない。没後30年以上を経て今なお絶大な人気を持ち、手塚に関連した書籍や漫画本の刊行、手塚の原作を元にしたアニメや実写映像の制作が続いている。

※「塚」は旧字体が正しい表記です

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