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江戸文化の仕掛け人 蔦屋重三郎と若き芸術家たち
B5判 144ページ
定価:本体2,400円+税
ISBN 9784768319925
江戸文化のピークに立った男
2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公・蔦屋重三郎がプロデュースした江戸のクリエイターたちの芸術作品をとおして、その人物像を紹介する美術入門書。蔦屋重三郎とはどのような人物なのか、また喜多川歌麿、東洲斎写楽などの浮世絵、山東京伝、恋川春町、十返舎一九、滝沢馬琴などの戯作、大田南畝などの狂歌を仕掛け江戸に流行を生み出した仕事術に迫ります。
■第一章 蔦屋重三郎と芸術家たちの仕事
・歌麿の美人大首絵-美人画のカリスマ・喜多川歌麿
・東洲斎写楽の役者絵-謎の絵師登場
・吉原美の饗宴-蔦重を育てた吉原の世界
■第二章 蔦屋重三郎が出会った浮世絵師たち
・鳥居清長/・一筆斎文調/・勝川春章/・北尾重政/・北尾政演/・窪俊満/・栄松斎長喜/・鍬形蕙斎/・喜多川歌麿
・歌麿の狂歌絵本
・葛飾北斎
・東洲斎写楽
■第三章 蔦屋重三郎・出版プロデューサーの仕事
・蔦屋重三郎プロフィール
・蔦屋重三郎と交遊したブレーンたち
・蔦屋重三郎 出版アンソロジー
【コラム】
・蔦屋重三郎と吉原の風景
・浮世絵工房 錦絵を創る
・絵双紙屋の店頭
・江戸文化の創造者たち-戯作者・狂歌師・絵師登場
・戸の文化人とネットワーク
・戯作者・狂歌師・浮世絵師たちの略歴
・蔦屋重三郎 年譜
・耕書堂・蔦屋重三郎の主要出版目録
・図版データ一覧・作品解説
・参考文献画像デ ータ提供・資料掲載協力
【著者】
濱田信義(ハマダノブヨシ)
1952年三重県伊賀市生まれ。京都書院、アムズ・アーツ・プレスを経て編集室 青人社を主催。染織・工芸・絵画から現代美術まで、幅広い美術図書の企画・編集を手がける。主な編・著書に『江戸の図譜 魚』『江戸の図譜 鳥』(河出書房新社)、『新版 日本の色』(平凡社)、『日本伝統の配色事典』(玄光社)、『日本の家紋とデザイン』『日本の図像 刺青』(パイ インターナショナル)『日本の文様図典』(玄光社)など。
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