山口マオ作品集

山口マオ作品集

絵本「わにわに」シリーズと「マオ猫」のイラストレーター、決定版作品集
2022年7月19日発売
A4変型判 144ページ
定価:本体2,500円+税
ISBN 9784768316511

絵本「わにわに」シリーズと「マオ猫」のイラストレーター、決定版作品集

絵本「わにわに」シリーズと「マオ猫」のイラストレーター・山口マオのデビュー35周年を記念した初の決定版作品集。
アートとして発表してきた大作から立体作品、絵本やポスター、グッズや幼少期の作品まで200点以上を紹介。作品制作時の本人のショートエッセイ風文章も多数入り、絵を眺めるとともに山口の世界観を覗くことが出来る。
アートディレクター葛西 薫との対談をはじめ、谷川俊太郎、川上弘美、池澤夏樹、群 ようこ他、20名による個性溢れる山口マオ論も秀逸。
展覧会を多く重ねて来たギャラリーオーナーたちからの山口にまつわる話も楽しい。幅広い年齢のファン層に受け入れられる充実の1冊。

【目次】
山口マオ作品集 目次 WORKS 01 最近作〜「マオ猫」登場まで 2022-1993 作品紹介  寄稿文  「波打ち際の絵」川上弘美(作家)  「夜の果てのハモニカ吹き」クリシュナ智子(アーティスト・歌人)  「山口マオさん」群 ようこ(作家)  「ビーとしいのこと」もたいまさこ(女優)  「山口マオさんへの恩義」池澤夏樹(作家)  「渦巻きの刻印」萩原朔美(前橋文学館 館長・映像作家)  「〈ろけっと〉のころ」知久寿焼(ミュージシャン・元 たま)  「ナマないのち」谷川俊太郎(詩人)  「わにわにのワニ」小風さち(絵本作家・翻訳家)  「〈わに〉の話と〈わに〉の絵」関口 展(編集者)  「『あそぶため うまれてきたのさ ぼくはねこ』誕生秘話」石津ちひろ(絵本作家・詩人・翻訳家)  「やられたぜ! 山口マオ!」片平直樹(作家)  「毎年、一緒にワクワクしながら制作」青木克憲  「想いを共有し続ける」財津昌樹(アートディレクター)  「琵琶絵図法師マオくん」スズキコージ(イラストレーター)  WORKS 02 マオ猫登場前夜から学生・幼少期まで 1992-1963 作品紹介  対談 葛西 薫(アートディレクター)×山口マオ  寄稿文  「おかしいワニ」内田麟太郎(詩人・絵本作家) 山口マオ年譜 ギャラリストが 語る「山口マオ」   「〈猫町〉の想い出」大矢麻哉子(ギャラリーハウスMAYA オーナー)   「作家が新作に向かい合うとき」西須由紀(ピンポイントギャラリー オーナー)   「ワニのつぎは?」土井章史(トムズボックス 代表)   「快人ニャン面相」藤波信男(オーパ ギャラリー オーナー)   あとがき 山口マオ

【著者について】
山口 マオ
(ヤマグチ マオ)
1958年、千葉県千倉生まれ。イラストレーター、アーティスト、絵本作家。
「マオ猫」で独自の境地を確立、絵本〈わにわに〉シリーズ(福音館書店)は子どもにも大人にも広く受け入れられ、海外版も含め累計100万部突破の大ヒット。
1987年にプロのイラストレーターとしてデビュー、2022年に35周年を迎える。雑誌、広告、ステーショナリー、グッズ制作、絵本に至るまで幅広い分野で活動している。特にここ20年程、わにわにシリーズに代表される絵本制作に力を入れている。アートとしてのオリジナル作品もデビュー以来毎年、制作・発表している。

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