イメージ:第190回審査 江口寿史さんの審査

2014年2月19日、漫画家江口寿史さんによるザ・チョイスの審査が行なわれました。応募者総数は約400名、作品点数は約1200点でした。

190回ザ・チョイス審査レポート

今回審査をお願いしたのは漫画家の江口寿史さん。

当初は雪の心配もあった219日、幸い雪は降らないものの厳しい寒さの中、

江口さんは予定よりも早めに到着。

「昔は(冬でも)薄着だったのに、トシとともに厚着になっちゃって」(笑)

準備が整い、時間通り審査開始です。「これはアリで」「これはナシで」とてきぱきとジャッジしていきます。

迷うことはあまりなく、テンポよく審査が進みます。

応募作品数は多かったにも関わらず、1時間ほどで一通りの作品を見終えました。

残した作品はやや多めで、全体の4割ほどでしょうか。

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間を置かずに二次審査に入ります。

今度はやや基準を厳しくしながら、それでもやはり快調なテンポでジャッジしていきます。

ここでは、最初に残した作品全体の3割程度が残りました。

ここでコーヒーブレイク。休憩中にここまでの感想をお聞きしました。

1回目はあまり考えすぎないように、パッと見て判断するようにしました。

2回目の時もそれは同じだけど、この段階ではいいなと思っても“自分が選ぶべき作品じゃないな”と思うのは外しましたね」

見た瞬間に強く印象に残る「コレ」というのがあったのか尋ねると、「いくつかありましたよ」

休憩後、3次審査へ。

「ここまでは早かったけど、この先はけっこう迷うのかな。皆さん(他の審査員)はどうでした?」

まだ少し多めに残っていましたが、江口さんの希望で机に並べられるだけ並べて、比較しながら絞り込むことに。

移動しながら作品を手に取って見ていきます。

残さないものを外して、空いたところに次の作品を置いていく形です。

一通り見終わってもあまり減っていません。「このままじゃ減らないな」。

途中から落とす作業と、いいなと思うものを机の一方に寄せていく作業を同時に行って、

ややペースがアップし、残った全ての作品が机に載るところまで絞られました。

ここまで残ったものを最終審査対象作品としました。

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最終審査も、いいと思うものを机の端に寄せながら、同時に落とすものを外す作業。

「入選、準入選合わせて何人残すんだっけ? あと何人?」と確認しながら、絞り込みを進めていきます。

ついに規定の16作品に絞られ、ここから入選・準入選の振り分け、というところでしばし熟考。

選んだ作品の何点かを交互に見て、今度はいったん落としたものを改めて見直し、3点を入れ替えました。

そして入選と準入選に分けていきますが、ここは比較的スムーズに決まりました。

やはり、早い段階で選ばれて端に寄せられていたものが多く入選となりました。

2時間半ほどで審査終了。

江口さんの審査結果は下記の通りです。

入選▼

●早川世詩男(東京都)

●永谷早紀(東京都)

●鬼頭祈(静岡県)

●宝珠戸祥穂(茨城県)

●小山萌江(埼玉県)

●小野愛乃(東京都)

●田中海帆(東京都)

●原裕菜(神奈川県)

●岩村亘(埼玉県)

●石井寛之(東京都)

準入選▼

●伊吹春香(鳥取県)●いわまあやこ、石井奈実、山口鈴音(神奈川県)●村主みづき(愛知県)●高橋由季(広島県)

最終選考まで残った人々▼

山本由実、山口卓治、星野理恵、高井雅子、初谷佳名子、ミナミスグル、志水洋、佐藤千恵(以上東京都)

リースクミナ、佐藤芳、みょんこ、永原チオ(以上神奈川県)久保愛、市田かおり(以上奈良県)遠藤りんこ(北海道)J.F.Kooya(大阪府)

ダイモンナオ、田中威(以上京都府)松岡マサタカ(千葉県)山本挙志(埼玉県)友広剛(広島県)

入選者のうち、女性が7名で、人物、特に女の子を描いた作品が多い結果となりました。

「やっぱり女の子の絵が多くなっちゃったかな。僕らしいちゃ、僕らしい? コミック系がもっと来るかと思ったけど案外そうでもなかったですね。

まぁそういうのは上手い人をいっぱい知っているから厳しくなっちゃうけどね。いやー、楽しかったです」

入選・準入選作品は418日発売のNo.202に掲載します。


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