イメージ:「撮影会の女神さま」File.018 相田友妃

「撮影会の女神さま」File.018 相田友妃

撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!

File.018 相田友妃
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★今回のゲストは相田友妃ちゃん。

--友妃ちゃんは本誌4月号の投稿ギャラリー「ポートレート部門」に掲載(撮影者は永吉秀和さん)されたんだよね?

友妃:「はい。3回くらい投稿していただいているんですけど、掲載されたのは初めてです。ようやく載りました(笑)」

--投稿された写真で自分が掲載されているというのは嬉しいものなの?

友妃:「嬉しいです。私、この雑誌を去年からずっと読んでて…」

--掲載される前からってこと?

友妃:「撮影会に出るようになって、ポーズとかの勉強のために、フォトテクニック デジタルを読むようになったんです」

--撮影会はいつから?

友妃:「去年から出るようになりました」

--その前は何をしてたの?

友妃:「もともと読者モデルをやってたんですよ。実は昔、外見コンプレックスがあって、その反動で読者モデルをやってたというのもあるんですけど…」

--外見コンプレックス?

友妃:「小学校の頃、目が大きいのがコンプレックスで、それ以来、“自分が可愛くないから”とか“目が大きすぎるから”とか思うようなところがあって。ずっとそれがついてまわって、就職活動とかでも、落ちると“ああ、私、可愛くなかったから”とか…。でも、前に編集者をしてた時に…」

--ちょっと待て! 編集者? 同業者?(笑)

友妃:「女性向けのフリーペーパーの編集者。しかも編集長もやってました(笑)」

--編集長!?

友妃:「私、すごいがんばってて、編集長までやってたんですよ(笑)。だから逆のこともしてました」

--逆?

友妃:「今みたいに、インタビューしたり、撮影したり…」

--じゃあ、後でこのインタビュー原稿、起こしておいてくれる?(爆)

友妃:「(爆)…でも、編集者やってる時は天職だと思ってたんですよ。もともと表現することが好きだったみたいで。文章を書くのも楽しかったし、キャッチコピーを作るのも、レイアウトを組むのも…自分の作ったものが評価されて、自分もすごい勢いで編集長になっちゃったから、みんなにちやほやされて、すごく楽しくて(笑)。だから結構無理して、点滴しながら会社行ったりしてたら、結局、体を壊しちゃいました。それで編集者を辞めて、しばらく休んでから今のモデルの仕事に」

--編集者を辞めて読者モデルになったの?

友妃:「編集者をしていた時、よくモデルの頭数が足りなくなることがあって、ちょくちょく雑誌に出るようになったんですよ。で、出たら、“あ、なんか意外と、あり?”みたいな(笑)」

--あたし、イケてんじゃん? みたいな(笑)。

友妃:「イケてる…じゃないですけど(笑)。出たら親も喜んだし、自分の中でも外見コンプレックスを克服できるかなって思って。編集者仲間の別の雑誌で読者モデルをしていました。それによって、自分の外見を好きになろうとしてたんでしょうね」

--今は読者モデルやってないの?

友妃:「読者モデルというのはどちらかというとキメの笑顔が大事なんですけど、キメ顔以外は自分はダメだと思ってたんですよ。そうしたら去年、たまたま友だちの紹介でポートレートのモデルをやった時に、笑った後のくずれた顔もイイ顔してたんだって思って。キメ顔以外でも自分の顔を好きになれるっていう。そういうのがわかって、ポートレートって面白いなって思って」

--自分の自然な表情にも自信が持てたんだ。

友妃:「それで撮影会のモデルに登録したんですね」

--で、いわば“撮影会モデルに転身”というわけ?

友妃:「自分が撮られて、そこに写っている自分がキレイだと思えるようになったことで、撮影会モデルにハマっちゃったんですけど、いろんな人のポートレートを見ていくうちに、自分がキレイとかそういうことだけじゃなくて、これを通してもっと何かを伝えることができるんじゃないかと思って。それですごいハマちゃったんですよねえ(笑)」

--友妃ちゃんにとって、撮影会ってとっても大切なのねえ。

友妃:「もっと頑張りたい、もっと成長したいっていうことを思わせてくれる世界だなって。だから勉強のために、フォトテクニック デジタルを読み始めて。そのうち、投稿ページに載ってるのが羨ましいなあって思うようになって。でも、ここに出してもらうカメラマンさんと出会うのも難しくて…」

--そんなふうに考えるモデルさんもいるのか~。

友妃:「そうなんですよ(笑)。でも、撮影会に来られるカメラマンさんは、投稿することが目的ではない方も多くて。そんな時に、この雑誌に投稿しているカメラマンさんに出会って…」

--ほんとに載りたかったんだねえ。松田忠雄先生、こんなに喜んでるモデルさんがいますよ?(笑)

友妃:「うちの親は、私が読者モデルをしている時からそうなんですけど、私が載ったら絶対買うんですよ。でも、読者モデルをやめて撮影会モデルになって、あんまり雑誌に載るということがなくなって、親が心配してて。それに親は“撮影会”っていうものを何だか知らないし、どちらかというと“怪しい仕事”って思っていて(笑)」

--怪しい(笑)。

友妃:「撮影はあるけど、雑誌には載らないから、怪しんでるんです。最近はCMの仕事が入ってきてるので大丈夫なんですけど、私は“撮影会モデル”という部分で親に認めてもらいたいって思ってるんです。プロでない方に撮ってもらってても、こういうふうにキレイに撮ってもらってるんだよ、雑誌に載ったりするんだよって、伝えたくて。そういうのもあって、ここに出たかったんです」

--なんか本誌、もしかして相田家にとって、とても重要な役割を果たしてるんじゃね?(笑)

友妃:「そうですよ。だから、今まで頑張ってきた撮影会のことで親も認めてくれて、すっごく喜んでくれて、みんなフォトテクニック デジタルを買ってくれて…お父さんとお母さんと弟2人」

--エライ! というか、ありがとうございます!(笑)

友妃:「でも、みんな嬉しいから買ってくれてるんですよ」

--それにしても、お父さんとお母さんが別々に買うの?

友妃:「お父さんは2冊も3冊も買っちゃう人なので、別に不思議はないです(笑)。多めに買っておいて親戚にあげるとか(笑)」

--ご両親を安心させることができた?

友妃:「家族にしてみれば、読者モデルだけど、今までプロのカメラマンに撮られていたのに、なんでそこからアマチュアのカメラマンに撮られる世界へ行くのかが理解できなかったみたいで。しかも、“何が楽しいの”って感じで。だから、今回載ったことで、“こういう世界があって、その世界で頑張ってるんだ”ってわかってくれて。この先、撮影会モデルがやりやすくなりましたね」

--友妃ちゃんは、撮る人と一緒に作品を作り上げていくというところにも楽しみを見いだしているということなのかな?

友妃:「私、基本的に個撮なので、毎回、撮影前に“今度はこんな感じでいこう”って打ち合わせしているし、撮っていただいてるカメラマンさんは、私がモデルとしてもっと成長したいということを理解してくれてる方々なので、1回1回お互いに成長していこうという気持ちでやっていますね」

--カメラマンのイメージに合わせて衣装を用意するんだよね?

友妃:「カメラマンさんのテンションが上がると、私のテンションも上がるし、カメラマンさんにとって“好きな人”でいたいから(照)、カメラマンさんが好きな服とかイメージに合った服を選ぶというのは大事なことなんじゃないかなって思うんです。その方が絶対いいものが撮れるって思うので」

--ぴったりの衣装がなかったら買うの?

友妃:「撮影会に出るようになってからは、撮影会に着る衣装を私服で着てます」

--え?

友妃:「自分の好きな服を買ってないんですよ。個撮中心だから、撮っていただいてるカメラマンさんって、だいたい決まっているんですね。だから、カメラマンさんごとの好みはわかっているから、洋服を選ぶ時も、“あ、これ今度の撮影会で着よう”って感じで選んでます」

--それは煎じ詰めると「あなた好み」の服を普段から着てるってこと?

友妃:「そうです(笑)。撮影会の時に初めて着て、そこからは私服になります」

--自分好みの服、ってのはどんな感じなの?

友妃:「うーん…最近、もうわからなくなっちゃった(笑)。こういう生活を一年以上してるから違和感がなくなっちゃって(笑)」

+゜*†* [◎] パチリ  .。*†*。.+゜*†* ・.。*

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相田友妃

Yuki Aida
10月10日生まれ。北海道出身。
読者モデルを経て、2010年より広告、ブライダルなどのモデルとして活躍中。2011年は美人時計、資生堂CM等に出演中。現在は、Photo workshop Grand Blueに所属し、2011年6月4日にはWorkshopに出演予定。

●相田友妃ブログ
http://ameblo.jp/m-kitty-sweet/



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