「撮影会の女神さま」File.019 藤真 颯
撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!
File.019 藤真 颯
★今回のゲストはツインテールが可愛い藤真 颯ちゃん。
--颯ちゃんは今、学生?
颯:「普通に…学生です。大学行ってます」
--大学何年生?
颯:「3年になりました」
--大学3年生に見えないねえ?
颯:「ほんとですか?(嬉) え、何歳に見えますか?」
--高1とか高2とか…。
颯:「え、ほんとですか? えへへへ、えーっ、嬉しい!(笑) 今年、成人式でした(笑)」
--なんと言っても、そのツインテールの高さが…(笑)。
颯:「私、ツインテール大好きなんですよお。低いよりも、やっぱり高い方が、なんかいいかなあみたいな。気分が高まるというか」
--それはもしかしてアニメの影響?
颯:「アニメは~、そうですね、最近はあまり見ないんですけど、“おたくか、おたくじゃないか”と言ったら、おたくの方です(笑)」
--だから、ツインテールが高めに来てるの?(笑)
颯:「え、それは関係ないです(笑)。(ツインテールだと)気分が高まるかなって感じで。なんか好きなんですよね、この髪形がすごく」
--これ、私に似合うなって感じ?
颯:「髪はいつもストレートが多いんですけど、ストレートでアレンジできるものっていったら、ポニーテールか、ツインテールのどっちかになっちゃって…」
--普段もツインテールだったりするの?
颯:「普段も、撮影会の時も。たまに巻いたりするんですけど、やっぱりツインテールが好きです(笑)」
--よく撮影しに来るアマチュアカメラマンからすると、“颯ちゃんはツインテール”ってイメージなの?
颯:「あー、どうなんだろう。結構、普通にロングのままでカチューシャとか多いんですけど、写真はツインテールが多かったりしますねえ」
--ツインテールの写真が多いということは、よくその髪形してるってことなのね?
颯:「うーん、でも服装に合わせてというのが一番なので」
--逆はないの? お店で服を見てて、「これ、ツインテールに合う!」とか。
颯:「あー、ある! ある! ショッピングとかしてて、『これ、ツインテールに似合いそう』って買っちゃったりとか、よくあります(笑)」
--撮影会にはいつから出てるの?
颯:「去年の5月ですね。ちょうど一年前です」
--そもそものきっかけは?
颯:「オレンジフォトのオーディションに応募して…前からオレンジフォトのことは知ってたんですよ。でも、なかなか応募するタイミングがつかめなくて。あと、勇気もなくて。自分が通るのかなあって。でも、このままじゃいけないなって思って。ここで応募しなきゃって(笑)」
--前から知ってたっていうのは、撮影会モデルに興味があったの?
颯:「友だちが撮影会のモデルをやってて、Webサイトで見てたんです。こういう感じなんだあって。それで興味はあったんですけど、自分に自信がなかったんで、なかなか踏み切れなかったんです。もともと私も撮影するんですけど…」
--あ、撮影するの?
颯:「友だちとかを撮ってたぐらいなんですけど、撮影は楽しいって思ってたし、友だちと撮り合いっこしてて、被写体やるのも楽しかったので」
--どんなカメラで撮ってるの?
颯:「ニコンのD40です。最初はコンパクトカメラだったんですけど、お金貯めて買ってみようかな…みたいな感じで」
--今も撮ってるの?
颯:「そうですね。妹を撮ったりとか。自然な様子が撮れたらいいなあっていう感じで、きっちり撮るんじゃなくて」
--スナップとか風景とかは?
颯:「実家が田舎なんで…田んぼなんですよ、その風景とか。ぜんぜん甘いんですけど(笑)」
--撮るのも好き、撮られるのも興味が湧いてきた、それで思い切って撮影会モデルに応募したんだ?
颯:「私、すごく人見知りなんですよ」
--人見知りじゃないじゃん(笑)。
颯:「いや、めっちゃ人見知りなんですよ!(笑)」
オレンジフォト撮影会の佐藤社長:「(笑)いや、横で見てて、『今日(のインタビュー)は、がんばってんなあ』って思ってたんですよ(笑)」
--人見知りだったら、オーディションの面接とか、ましてや撮影会でカメラマンさんとコミュニケーション取るの大変じゃないの?
颯:「面接の時は、もう、めっちゃ緊張しちゃって(笑)、顔もこわばっちゃって、どうしようってなりました。でも、そういう自分を変えたいと思って」
--ずいぶん極端に走ったんだねえ(笑)。撮影会モデルになって1年経って、今はどうなの?
颯:「そうですね、なんかもう今はすごい楽しく…」
--社長、笑ってるよ?(笑)
颯:「なんで~(笑)。うーん、初めてのカメラマンさんの時は…自分から話しかけたり、積極的に行こうって思ってるんですけど(笑)…やっぱり緊張はしちゃいますよねえ。でも…すごい…コミュニケーションは取れてると自分では思うんですけど(爆)。カメラマンさんに『楽しかった!』って言っていただけると、やりがいにもなるし、やっててよかったなって思います」
--まだ大学3年ってことは、就活とかはどうするの?
颯:「就職ですか?(笑) 今は撮影会一筋で頑張っていきたいなって思ってるし、就職のことは考えなきゃいけなんですけど、目の前のことに集中したいですね、今は」
--つまり、「とりあえず、後に回しておこう」という?(笑)
颯:「(爆)。えー、就職は別になんか、ねえ。今、一番楽しいのは撮影会だから、ほんとに撮影会を楽しみたいみたいな…楽観的なんですけど、ほんとにそういう感じなんですよね」
--モデルは続けていきたい?
颯:「他のお仕事したら、回数とかは少なくなっちゃうかもしれないんですけど、続けていきたいなと思ってるし、好きな仕事だからやめたくはないです」
--もともと芸能界に興味があったの?
颯:「別に、ないですねえ、はい。ないっていうか、むしろ“自分なんて”って感じだったので(笑)」
--モデルになりたいというのもなかった?
颯:「モデルになりたいというよりも、ほんとに撮影が好きすぎるというか。撮る方も…カメラって奥が深いじゃないですか、頑張っていくうちにうまくなっていくのが実感できるかなあって思って。撮られる方も、“ああ、こんなふうにも写るんだあ”って楽しくて」
--撮影会はどの辺が楽しいの?
颯:「カメラマンさんと話していって、“こういう感じがいいね”って、作品を2人で作っていく感じが楽しいなって思えるし、人と接するのも楽しいなって思えるようになってきましたね。ほんとに楽しいんですよ! 週末の楽しみですね」
--週末には友だちとショッピングしたいとか、カラオケしたいとかないの?
颯:「いや、もう撮影会。『(撮影会まで)あと○日だ!(嬉)』みたいな(笑)」
--生活の中で撮影会がかなりの部分を占めてるんだ?
颯:「オーバーな言い方なんですけど、“撮影会が楽しいんで生きてる”みたいな…ほんとに。いや、ほんとに!(笑) ここまでのめり込んだものがなかったですし…いや、ほんとにドン引きされそうなんですけど、そうなんです(笑)」
--そんなか(笑)。じゃあ、極度の人見知りは克服したんだ?
颯:「そうですね、わりとまあ…(笑)。今も人見知りしちゃうんですけど(笑)」
--撮影会を通じて、日常生活でも人見知りな部分が直ったりしたとか。
颯:「あー、でもそれはありますね。以前だったら、はじめましての人だと、ほとんど自分から声をかけられなくて、つねに受け身だったんですけど、自分から前に出るようになったりとか、わりと積極的になれるようになりましたね」
--今は自信を持ってやってる?
颯:「100%じゃないですけど、去年から比べると自信も出てきたし、調子に乗るとかそういうんじゃなくて、地道にやっていきたいというか」
--撮影会モデルとしては、どのくらいのペースで出てるの?
颯:「月3回くらい。個撮が中心です」
--撮影会前日に気をつけてることは?
颯:「前日はとにかくよく寝るってことに気をつけてるし、むくまないように水分を控えたりしてますね」
--失敗とかある? むくんじゃったなあとか。
颯:「うーん、たまにはあるかもしれないんですけど、がんばってコロコロかけたり(ローラー型の美顔器を持つ仕草)とか(笑)。あとパックしたりとか、“意味あるのかなあ”みたいな(爆)。でも、その辺はすごく気をつけてます。来ていただく以上は、いい作品を撮っていただきたいので」
--撮影会の後、一人反省会とかやってるの?
颯:「いただいた写真とか見て、“こういうところ気をつけないとなあ”とか」
--ポージングとか?
颯:「ポージングもそうだし、表情とか、衣装とか、次に活かせるようにすごく気をつけてますね」
--表情とかは練習するの?
颯:「撮影の時って、自分の世界に入り込んじゃう感じなんですよ。それが裏目に出ちゃったりとか、行きすぎたり」
--“行きすぎた可愛らしさ”とか(笑)。
颯:「可愛らしさは、ないんですけど(笑)、写真を見せていただいた時に、“なんか違うな”っていうか。やりすぎちゃったなって感じ…」
--でも、カメラマンがその写真をチョイスしてプリントしてきたんだから、カメラマンの側では満足してるんじゃないの?
颯:「あー、でも満足していただけるか、不安なんですよ~、つねに、毎回! ポーズとかもワンパターンにならないように、いろいろな系統の雑誌を見てみたりとか」
--ポージングの練習はするの?
颯:「練習は…恥ずかしいんですけど(笑)、家の鏡の前とかで…」
--自分でこっちの顔の方が得意とか、そういうのはある?
颯:「特にそれはないです。ポーズとかに制限ができないようにと思って」
--左右どっちも対応型なんだ(笑)。どっからでも来いみたいな。
颯:「どっからでも来い(笑)…思いたいですねえ」
--大学の講義聴いている時に、机の陰でちょっとポージングの練習したりとか…?
颯:「それはない(笑)、さすがに(笑)」
--大学では何を勉強しているの?
颯:「哲学を専攻してて。哲学とか、心理学とか」
--女性で哲学専攻しようって人、少ないんじゃない?
颯:「いない(笑)、人数少ないです。」
--最初から哲学に興味があって?
颯:「いや、最初は日本史がすごく好きで、今の大学に入ったんですけど、1年の時に教養科目で哲学を取ったら、“あ、面白い”と思って。哲学ってなんか、ぐじゅぐじゅしてるじゃないですか、その“ぐじゅぐじゅ感”が好きで(笑)。矛盾を言い合ってる感じが(笑)。完璧にわかってるというわけではないんですが、自分なりに解釈していくっていうのが楽しいんですよ」
--好きな哲学者は?
颯:「西田幾多郎とか」
--日本の哲学者か。
颯:「そうですね。今、カントとかやってるんですけど、まあ王道なんですけど、日本人の方が入りやすかったんで」
--哲学書なんかも読むわけ?
颯:「講義とかで読んできてって言われるんで、それを元に討論したりとか、自分でまとめて発表したりとかするんで」
--じゃあレポートとかも、こう形而上学的なものなの?
颯:「そうですね。自分で“いいのかな、これで”みたいな感じですけど(笑)。結構、難しいお題が出るんで。『道徳とは何か?』とか(笑)。でも、日常を客観的に見られるようになったというか…」
--日常を客観的に見られるようになったんだ!?
颯:「なんかこう、離れたところから見られるというのは、面白い…」
--哲学を語る撮影会モデルかあ。“メガネして哲学書開きながら、ツインテールで撮影”とかないの?
颯:「(爆)。 …似合わないから、メガネ(笑)。似合う子になりたいと思うんですけど」
--ちなみに哲学は日常的には役に立ってるようだけど、撮影会では役立つの?
颯:「役立たなーい(笑)」
--これ、役立ってたら、インタビューとして相当面白いよ!
颯:「(爆)。 …えーっ、でもないよね、哲学が役立つって」
--就職にはちょっと不向きそうだよね…?
颯:「あ、よく言われますねえ。就職を考えた時に、歴史とどっちがいんだろうって迷ったんですけど」
--やっぱり、勉強したい方を選んだんだ?
颯:「歴史の方は、高校の時に、先生がいろんな知識を教えてくれたんで、別にもういいかなって気持ちが出てきちゃって。大学で知らないことを教えて欲しいのに、“それもう知ってる”みたいな」
--颯ちゃん、もしかしてわりと歴女?
颯:「歴女…でしたね(笑)。小学校の時から歴女でした(笑)。歴史、大好きで」
--日本史?
颯:「世界史も好きなんですね、時期・場所限定で(笑)。だから国内で旅行とか行っても、お寺巡りとかほんとに好きで、一時期、仏像とかにも…“仏女”みたいなのあったじゃないですか、あの時もいいなあって」
--撮影会で、好きな仏像の表情やるとかさ。
颯:「(爆)」
--半跏思惟像のポーズとか(笑)。
颯:「難しくないですか(笑)」
--撮りたいって人はあまりいないか。
颯:「マニアック!(笑)」
--美術も好きなの?
颯:「日本の絵はあまり興味ないんですけど、洋画ですね。だから、今、洋画の勉強もちょっとしてて…」
--洋画の勉強もしてるの?
颯:「解釈とか、そういうのです」
--好きな絵とか、絵描きさんとかは?
颯:「キリスト教の…マリア様とか、ああいう絵が好きなんです」
--教会に飾られてるイコンとか?
颯:「あと『春』とか『ヴィーナスの誕生』とか」
--(こちらはルネサンス美術)ほー。
颯:「一つ一つに意味があって、それに感動しちゃったんですよ」
--哲学、歴史、仏像からキリスト教、ギリシャ神話の絵画までって、アカデミックだねえ(感心)。じゃあ、大河ドラマとかも好きとか?
颯:「大好きです! むしろ時代物しか、ドラマ、見ないんですよ!」
--また、ずいぶん偏った人だな(笑)。
颯:「ほんとに! ほんとにそうなんですよ! もともと大河ドラマの『新撰組!』からハマって、ずっと見てるんですけど」
--幕末か。
颯:「いろんな時代が好きだから。縄文はあんまり好きじゃないんですけど」
--縄文時代のドラマって、あんまりないわなあ?(笑)
颯:「(爆)。」
+゜*†* [◎] パチリ .。*†*。.+゜*†* ・.。*
藤真 颯
Hayate Fujima
1996年6月24日生まれ、千葉県出身。2010年よりオレンジフォト撮影会にモデル参加し、一対一の個人撮影会を経て、大規模撮影会“蜜柑畑なう”に出演中。8月より商業系のモデル活動を開始予定。詳しくはhttp://www.orange-photo.com/へ。
●藤間 楓ブログ
http://ameblo.jp/okuralove0214/