イメージ:「撮影会の女神さま」File.022 架月ありあ

「撮影会の女神さま」File.022 架月ありあ

撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!

File.022 架月ありあ
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★ 今回は、「女神さまの中の女神さま」架月あり
あちゃん。
--撮影会にはいつから出てるの?
ありあ:「高1 からやっていて、もう7 年くらい
ですけど。でも、ずっとやってたわけじゃなく
て、受験でお休みしたりだとか、いっぱいやって
る時もあったり、のんびりやってる時もあったり
とか」
--オレンジフォトやラピュセルに出演している
と。
ありあ:「ラピュセルさんでは個撮をやっていて、
オレンジフォトさんでは6 人とか、7 人とかの撮
影会をスタジオでやっていて、キューティファク
トリーさんだと外の撮影会をやってるんですけ
ど。キューティファクトリーさんは春と秋1 回
ずつという感じでやってます」
--ありあちゃんは、アイドルユニット「アフィ
リア・サーガ・イースト」のメンバーでもあるん
だよね?
ありあ:「お話をいただいた時、学生だったので、
『学業に支障のない程度なら』ということで、と
りあえず『のっかってみるか!』みたいな感じで、
それで結成したんですけど、そしたらこんなとこ
ろまで来ちゃったという」
--歌を歌うとか、ダンスするとか、興味はあっ
たの?
ありあ:「いや、なかったんですよ。私、バレエ
とかはやってたんですけど、運動がぜんぜんでき
ないので、ダンスとかも興味がなかったし。歌を
歌うのはすごく好きで、ピアノも弾けるんです
けど、でも人前で歌って踊るということには全く
興味がなくて。アイドルは好きなんですけど、応
援する側でいたかったなっていうのがずっとあっ
て。最初、このグループがアイドルだってことに
気づいてなかったくらいで(笑)」
--そうなの? (笑)
ありあ:「はい! 最初、ほんとに気づいてなくて、
途中から『なんか、アイドルのイベントにいっぱ
い出てるなあ』とか『共演する方、アイドルさん
だなあ、番組もアイドル番組だなあ』とか思って
たら、あーアイドルなのかなあ、とか(爆)」
- - 高1 から撮影会に出るようになったという
ことだけど、どんな理由で始めたの?
ありあ:「誘われたからやってみたという… 友だ
ちとコスプレをしてた時期があったんですけど、
そこで写真を撮ってもらって、コスプレよりも“写
真を撮られる” ということが楽しいなと思って」
--コスプレって、自分で服作って?
ありあ:「そうです、服作って」
--前提としてアニメが好きだとか、ゲームが好
きだとかでやってたんでしょ?
ありあ:「そうです、作品が好きだから、好きなキャ
ラの真似をしたいとか、なりきってみたいという
のがあって。でも、いくつかあった好きなキャラ
というのを、全部やりきっちゃったんですよ」
--全部?
ありあ:「そんなに多くないんですよ、4 キャラ
くらいかな。そこで満足しちゃったんですよ。そ
れで“写真” だけが残ったというか」
-- “撮られること” に目覚めたと。
ありあ:「はい。写真って誰が撮るかによっても
ぜんぜん変わるし、『自分っていろんな表情があ
るんだ』って思ったりして。もっとやりたいなあ
と思って」
- - 撮影会に出るようになって、はじめはどう
だった?
ありあ:「うーん、あんまり覚えてないんですけ
どね(笑)。すごい出来事があったわけでもなく、
普通に終わって…」
--ガチガチになっちゃったとか?
ありあ:「いやー私、緊張って全くしなくて」
--しないの?
ありあ:「お話する時は多少ありますけど、カメ
ラ向けられてる間は、固まるとかもなかったです
し」
--むしろはじめから楽しんでいたとか?
ありあ:「楽しかったですね。やっぱり楽しいか
ら、こんなに続いているなっていうのはあります
ね」
--どのへんが楽しいの?
ありあ:「それはですね、たとえば初対面の方に
撮っていただくとして、最初は『この人はどうい
う写真を撮りに来たんだろう』って構えるじゃな
いですか。それで、そのカメラを見て、『あーこ
ういうのを撮りたいのかなあ』と推測して…」
--え、そうなの?
ありあ:「こういうレンズでこう撮りたいとか、
構え方でどこまで写ってるなとかわかるじゃない
ですか、それならその範囲で自分はポーズを撮る
し、この人は可愛い感じを求めてるんだなと思っ
たら、可愛い表情中心に変えていくじゃないです
か。でも、自然な感じがいいんだなと思ったら、
歯を出して笑うとか作りこんだ感じじゃなくて、
しゃべりながら撮っていくのがいいのかなと思っ
たり。こういうテーマがあって撮りたいんですっ
て言われたら、こっちも意見出したり。 “ その人
の撮りたいものを、協力して写真にする、一緒に
合わせていく” っていうところが、一番楽しいで
す」
- - “一緒に作品を作り上げていく” ということ
だけど、その場ではやっぱり、ありあちゃんがカ
メラマンさんの撮りたいものに合わせていくって
ことだよね?
ありあ:「そうですね、やっぱり私が勝手にどん
どん合わせていって、カメラマンさんが何も言わ
なくても、全部こっちが感じ取って『はい、どう
ぞ』って全部やって差し上げるみたいな」
--そんななの!?
ありあ:「実際にできてるかは別にして、そのく
らいの気持ちでやりたいなと思ってます」
--実際にあんまりしゃべらないカメラマンさん
もいるでしょ?
ありあ:「もちろん、こちらが話しかけても一切
無言の方もいますよ」
--え、一切無言?
ありあ:「あいさつ程度の方とか。でも、私は別
に気にならないです」
--そういう人だと、なおさらありあちゃんの側
から探るわけだ?
ありあ:「探りますねえ。最初、いろいろやって
みて、反応がよかったらその系統で行こうと思う
し、個撮の場合は事前に衣装の希望が届くんです
が、それを見てもだいたい推測できるし、それに
合わせてメイクを変えたり、髪形を変えたりと
か」
--ありあちゃんは、しゃべりながら撮られるの
と、集中して撮られるのと、どっちがいいの?
ありあ:「そこは結構、訊かれるんですけど、どっ
ちでも“あり” なんですよ。どっちにも合わせら
れると思うし、合わせたいなと思うんですよ。せっ
かく来ていただいてるんで、最大限自由にやって
くださいって思うので」
--そういう感覚って、最初からあったの?
ありあ:「最初からですね。“カメラマンさんが撮
りたいものを撮れるように” っていう、そういう
お仕事だと思ってます」
--なんか聞いてると、奉仕の心というか、サー
ビス精神ありすぎじゃないの? (笑)
ありあ:「ああ、ありがとうございます。あると
思いますよ(笑)」
--仕事だからって割り切ってるわけでもないん
だよなあ…。
ありあ:「たとえば同じ衣装着てても、違う方に
撮られるとぜんぜん違う写真になるじゃないです
か。自分とA さんだとこうなって、でも自分とB
さんだとこうなれる、そういうのが写真という形
に残るわけじゃないですか。思い出にもなるし」
--一番楽しい瞬間っていうのは、できあがった
写真を見る時?
ありあ:「いや、撮影が全部終わって、『楽しかっ
たです』とか、『いい写真が撮れました』とか、
そう言っていただけた時が一番楽しいですね」
--すごいなあ…ホントか? (爆)
ありあ:「(爆)」
--完全無欠な“女神さま” じゃないか!
ありあ:「えーっ! ( 笑) 女神とか初めて言われ
ました(笑)」
--あまりにも完全無欠で、ついクサすような質
問が増えてしまうぜ(笑)。
ありあ:「えー、欠点…なんだろう…?」
--いや、無理に欠点探すこともないから(笑)。
ありあ:「あ、でも着替え遅いとか言われたこと
がある」
-- (笑)。それはスローリーなんだ?
ありあ:「スローリーです。なぜか、急げない(笑)」
--のんびり屋さんなの?
ありあ:「そうですね。あ、普通っぽいエピソー
ドありました。私、撮影会の時、2 食分お弁当を
持っていって食べるんですよ。でも、『そうして
るのは、ありあちゃんしかいないよ』ってよく言
われます」
-- 2 食っていうのは、朝と昼とか?
ありあ:「そうです、昼と夜とか、あとおやつも持っ
ていくんで、『そんなに撮影の合間に食べるの?』
みたいなこと、よく言われます」
--お腹ぽっこりとか、ならないの?
ありあ:「いやー、それは気にしててもしょうが
ないですから。周りの子を見てると、ぜんぜんご
飯を食べてないのが、私には不思議です(笑)」
--撮影の合間、合間に差し入れとかする人もい
ると思うんだけど、それも食べちゃうってわけ
じゃないんでしょ?
ありあ:「もちろん、いただいたら食べますよ
(笑)」
--え、食ってんの?
ありあ:「はい!」
--結構、食べるの?
ありあ:「はい」
--日ごろから?
ありあ:「日ごろから食べます」
--太らないタイプなの?
ありあ:「いや、太ります(笑)」
--は? (笑)
ありあ:「それをアフィリア・サーガのダンスと
かで消費しちゃいます」
--ダンスレッスンとか?
ありあ:「やる時は一日8 時間くらいレッスンす
るんで」
--食べるの好きなんだ?
ありあ:「好きなんですよ~」
--衣装を着替えるのは遅いけど、ご飯を食べる
のは速いとか?
ありあ:「遅いです。遅いですけど、このお仕事
してちょっと速くなりました。でも、撮影の合間っ
てあんまり時間ないんですよ~。自分なりに急い
で食べます(笑)」
--ありあちゃんの撮影会に来る人って、リピー
ター多いでしょ?
ありあ:「多いですね」
- - 7 年やってるわけだけど、ずっと来てくれ
てる人っている?
ありあ:「あ、いらっしゃいますよ。7 年間応援
してくれてる方が」
--そういう人たちって、ありあちゃんから見て
「なんか、うまくなってきたな」とか?
ありあ:「あ、それは思います! 息も絶対に合っ
てくるし、写真見てると『おー、上手になってる
な』って、偉そうになっちゃいますけど( 笑)。
モデル側も何度も撮られたらうまくなるし」
--リピーターの人に「ありあちゃんを撮り続け
て、ありあちゃんに育ててもらった」みたいなこ
と言われたことないの?
ありあ:「言われたことあります!」
--あるんだ! (笑)。
ありあ:「はい(笑)。『ありあちゃんがいたから、
ここまで来たよ』みたいな、そういうのは言われ
たことありますね。えへ… 偉そうですいません
(笑)」
--アマチュアカメラマンを育てちゃうのね?
ありあ:「(あわてて) いえ、育てたなんて思って
ないですよ、私! (笑)」
- - ありあちゃんの方はどうなの? 7 年間で引
き出しが増えたとか?
ありあ:「そうですね、ポーズにしても、表情に
しても、引き出しは増えたかなと思います。けど、
最初から『すぐ慣れたね』みたいに言われて、何
回かやった時点では『もう大丈夫だよ』って言っ
ていただいたり。もちろん、そこからも勉強させ
ていただいてますけど…」
--具体的にはどんな勉強してるの?
ありあ:「撮っていただいた写真を見て『もっと
広く写ってたなあ』とか、『角度がこうだったな
あ』とか、撮られた時の自分の記憶と照らし合わ
せてみたり、雑誌とかで『このポーズいいなあ』っ
て思ったら、真似させてもらったり」
--ポーズって、すいすい出てくるものなの?
ありあ:「出てきますね」
--じゃあ、結構「何でも来い!」って感じ?
ありあ:「あ、『何でも来い!』って感じあります
ね」
-- “写真は初心者” という人も来る?
ありあ:「はい。初心者の方からベテランの方ま
で歓迎というか。初めてだからどうだということ
もぜんぜんないので、何か訊きたいことがあった
ら訊いて欲しいなって思ってます」
- - ありあちゃんは、オフとかにどっか遊びに
行ったりするより、撮影会の方がいいって感じ?
ありあ:「最近はアフィリア・サーガ・イースト
の活動が忙しくてメインになってるんで、あまり
撮影会できないんですけど、それでも『この日空
いた』ってなったら、『撮影会入れよ』ってなり
ますね」
--休みも返上で?
ありあ:「もう、それが当たり前なんですよ」
--生活の一部というくらい?
ありあ:「一部ですね、完全に。2 週間くらい撮
影会がないと、なんか物足りないなってなります
から」
--日常の生活の中で撮影会のこと考えてる?
ありあ:「どこか出かけた時も『あ、このロケーショ
ンいいなあ、ここからこう撮られたい』とかある
し、お洋服を見てても『あ、これは絶対に撮影会
で映えるなあ』とか、そういう見方を自然にしちゃ
うんですよ」
--撮影会はずっとやっていきたい?
ありあ:「やっていたいですね。もちろん、ずっ
と続けられるお仕事じゃないですけど、できるう
ちはずっと」
--ほんとに好きなんだねえ?
ありあ:「好きじゃなきゃ7 年も続きませんよ~
(笑)。やめていっちゃう子だって多いし」
- - 7 年やってると、周りのモデルさんも顔ぶ
れが変わってそう…。
ありあ:「女の子がモデルとして入ってきて、『あ
りあちゃんがいるので、入りました』とか、『あ
りあちゃんを知って、撮影会やりたいと思いまし
た』とか、『ポージングとか衣装とか、真似して
ます!』とか言ってくれる子がすごくいて、それ
がうれしいですね」
--自己分析すると、そういう子たちは、ありあ
ちゃんのどこに憧れたんだろう?
ありあ:「どのへんなんですかねえ。お洋服とか
ほめられることもあるし、あとは『性格とか考
え方が好き』って言ってくれる子も多いんです
けど、私としては“そんなたいそうな人じゃない
よ” って思ってて(笑)」
--ブログとかで、撮影会に対するモデルとして
の考え方を述べたりしてる…とか?
ありあ:「最近はわりと当たり障りのない内容し
か書かないに… (爆)。アフィリア・サーガに入っ
てから、ほわほわした当たり障りのないようなこ
としか書いてないですけど(爆)。あまり赤裸々
なこととか、“黒い” こととか書かなくなりまし
た(爆)」

★ 今回は、「女神さまの中の女神さま」架月ありあちゃん。

--撮影会にはいつから出てるの?

ありあ:「高1 からやっていて、もう7 年くらいですけど。でも、ずっとやってたわけじゃなくて、受験でお休みしたりだとか、いっぱいやってる時もあったり、のんびりやってる時もあったりとか」

--オレンジフォトやラピュセルに出演していると。

ありあ:「ラピュセルさんでは個撮をやっていて、オレンジフォトさんでは6人とか、7人とかの撮影会をスタジオでやっていて、キューティファクトリーさんだと外の撮影会をやってるんですけど。キューティファクトリーさんは春と秋1 回ずつという感じでやってます」

--ありあちゃんは、アイドルユニット「アフィリア・サーガ・イースト」のメンバーでもあるんだよね?

ありあ:「お話をいただいた時、学生だったので、『学業に支障のない程度なら』ということで、とりあえず『のっかってみるか!』みたいな感じで、それで結成したんですけど、そしたらこんなところまで来ちゃったという」

--歌を歌うとか、ダンスするとか、興味はあったの?

ありあ:「いや、なかったんですよ。私、バレエとかはやってたんですけど、運動がぜんぜんできないので、ダンスとかも興味がなかったし。歌を歌うのはすごく好きで、ピアノも弾けるんですけど、でも人前で歌って踊るということには全く興味がなくて。アイドルは好きなんですけど、応援する側でいたかったなっていうのがずっとあって。最初、このグループがアイドルだってことに気づいてなかったくらいで(笑)」

--そうなの? (笑)

ありあ:「はい! 最初、ほんとに気づいてなくて、途中から『なんか、アイドルのイベントにいっぱい出てるなあ』とか『共演する方、アイドルさんだなあ、番組もアイドル番組だなあ』とか思ってたら、あーアイドルなのかなあ、とか(爆)」

- - 高1 から撮影会に出るようになったということだけど、どんな理由で始めたの?

ありあ:「誘われたからやってみたという… 友だちとコスプレをしてた時期があったんですけど、そこで写真を撮ってもらって、コスプレよりも“写真を撮られる” ということが楽しいなと思って」

--コスプレって、自分で服作って?

ありあ:「そうです、服作って」

--前提としてアニメが好きだとか、ゲームが好きだとかでやってたんでしょ?

ありあ:「そうです、作品が好きだから、好きなキャラの真似をしたいとか、なりきってみたいというのがあって。でも、いくつかあった好きなキャラというのを、全部やりきっちゃったんですよ」

--全部?

ありあ:「そんなに多くないんですよ、4キャラくらいかな。そこで満足しちゃったんですよ。それで“写真” だけが残ったというか」

-- “撮られること” に目覚めたと。

ありあ:「はい。写真って誰が撮るかによってもぜんぜん変わるし、『自分っていろんな表情があるんだ』って思ったりして。もっとやりたいなあと思って」

- - 撮影会に出るようになって、はじめはどうだった?

ありあ:「うーん、あんまり覚えてないんですけどね(笑)。すごい出来事があったわけでもなく、普通に終わって…」

--ガチガチになっちゃったとか?

ありあ:「いやー私、緊張って全くしなくて」

--しないの?

ありあ:「お話する時は多少ありますけど、カメラ向けられてる間は、固まるとかもなかったですし」

--むしろはじめから楽しんでいたとか?

ありあ:「楽しかったですね。やっぱり楽しいから、こんなに続いているなっていうのはありますね」

--どのへんが楽しいの?

ありあ:「それはですね、たとえば初対面の方に撮っていただくとして、最初は『この人はどういう写真を撮りに来たんだろう』って構えるじゃないですか。それで、そのカメラを見て、『あーこういうのを撮りたいのかなあ』と推測して…」

--え、そうなの?

ありあ:「こういうレンズでこう撮りたいとか、構え方でどこまで写ってるなとかわかるじゃないですか、それならその範囲で自分はポーズを撮るし、この人は可愛い感じを求めてるんだなと思ったら、可愛い表情中心に変えていくじゃないですか。でも、自然な感じがいいんだなと思ったら、歯を出して笑うとか作りこんだ感じじゃなくて、しゃべりながら撮っていくのがいいのかなと思ったり。こういうテーマがあって撮りたいんですって言われたら、こっちも意見出したり。 “ その人の撮りたいものを、協力して写真にする、一緒に合わせていく” っていうところが、一番楽しいです」

- - “一緒に作品を作り上げていく” ということだけど、その場ではやっぱり、ありあちゃんがカメラマンさんの撮りたいものに合わせていくってことだよね?

ありあ:「そうですね、やっぱり私が勝手にどんどん合わせていって、カメラマンさんが何も言わなくても、全部こっちが感じ取って『はい、どうぞ』って全部やって差し上げるみたいな」

--そんななの!?

ありあ:「実際にできてるかは別にして、そのくらいの気持ちでやりたいなと思ってます」

--実際にあんまりしゃべらないカメラマンさんもいるでしょ?

ありあ:「もちろん、こちらが話しかけても一切無言の方もいますよ」

--え、一切無言?

ありあ:「あいさつ程度の方とか。でも、私は別に気にならないです」

--そういう人だと、なおさらありあちゃんの側から探るわけだ?

ありあ:「探りますねえ。最初、いろいろやってみて、反応がよかったらその系統で行こうと思うし、個撮の場合は事前に衣装の希望が届くんですが、それを見てもだいたい推測できるし、それに合わせてメイクを変えたり、髪形を変えたりとか」

--ありあちゃんは、しゃべりながら撮られるのと、集中して撮られるのと、どっちがいいの?

ありあ:「そこは結構、訊かれるんですけど、どっちでも“あり” なんですよ。どっちにも合わせられると思うし、合わせたいなと思うんですよ。せっかく来ていただいてるんで、最大限自由にやってくださいって思うので」

--そういう感覚って、最初からあったの?

ありあ:「最初からですね。“カメラマンさんが撮りたいものを撮れるように”っていう、そういうお仕事だと思ってます」

--なんか聞いてると、奉仕の心というか、サービス精神ありすぎじゃないの? (笑)

ありあ:「ああ、ありがとうございます。あると思いますよ(笑)」

--仕事だからって割り切ってるわけでもないんだよなあ…。

ありあ:「たとえば同じ衣装着てても、違う方に撮られるとぜんぜん違う写真になるじゃないですか。自分とA さんだとこうなって、でも自分とBさんだとこうなれる、そういうのが写真という形に残るわけじゃないですか。思い出にもなるし」

--一番楽しい瞬間っていうのは、できあがった写真を見る時?

ありあ:「いや、撮影が全部終わって、『楽しかったです』とか、『いい写真が撮れました』とか、そう言っていただけた時が一番楽しいですね」

--すごいなあ…ホントか? (爆)

ありあ:「(爆)」

--完全無欠な“女神さま” じゃないか!

ありあ:「えーっ! ( 笑) 女神とか初めて言われました(笑)」

--あまりにも完全無欠で、ついクサすような質問が増えてしまうぜ(笑)。

ありあ:「えー、欠点…なんだろう…?」

--いや、無理に欠点探すこともないから(笑)。

ありあ:「あ、でも着替え遅いとか言われたことがある」

-- (笑)。それはスローリーなんだ?

ありあ:「スローリーです。なぜか、急げない(笑)」

--のんびり屋さんなの?

ありあ:「そうですね。あ、普通っぽいエピソードありました。私、撮影会の時、2食分お弁当を持っていって食べるんですよ。でも、『そうしてるのは、ありあちゃんしかいないよ』ってよく言われます」

-- 2食っていうのは、朝と昼とか?

ありあ:「そうです、昼と夜とか、あとおやつも持っていくんで、『そんなに撮影の合間に食べるの?』みたいなこと、よく言われます」

--お腹ぽっこりとか、ならないの?

ありあ:「いやー、それは気にしててもしょうがないですから。周りの子を見てると、ぜんぜんご飯を食べてないのが、私には不思議です(笑)」

--撮影の合間、合間に差し入れとかする人もいると思うんだけど、それも食べちゃうってわけじゃないんでしょ?

ありあ:「もちろん、いただいたら食べますよ(笑)」

--え、食ってんの?

ありあ:「はい!」

--結構、食べるの?

ありあ:「はい」

--日ごろから?

ありあ:「日ごろから食べます」

--太らないタイプなの?

ありあ:「いや、太ります(笑)」

--は? (笑)

ありあ:「それをアフィリア・サーガのダンスとかで消費しちゃいます」

--ダンスレッスンとか?

ありあ:「やる時は一日8時間くらいレッスンするんで」

--食べるの好きなんだ?

ありあ:「好きなんですよ~」

--衣装を着替えるのは遅いけど、ご飯を食べるのは速いとか?

ありあ:「遅いです。遅いですけど、このお仕事してちょっと速くなりました。でも、撮影の合間ってあんまり時間ないんですよ~。自分なりに急いで食べます(笑)」

--ありあちゃんの撮影会に来る人って、リピーター多いでしょ?

ありあ:「多いですね」

- - 7年やってるわけだけど、ずっと来てくれてる人っている?

ありあ:「あ、いらっしゃいますよ。7 年間応援してくれてる方が」

--そういう人たちって、ありあちゃんから見て「なんか、うまくなってきたな」とか?

ありあ:「あ、それは思います! 息も絶対に合ってくるし、写真見てると『おー、上手になってるな』って、偉そうになっちゃいますけど(笑)。モデル側も何度も撮られたらうまくなるし」

--リピーターの人に「ありあちゃんを撮り続けて、ありあちゃんに育ててもらった」みたいなこと言われたことないの?

ありあ:「言われたことあります!」

--あるんだ! (笑)。

ありあ:「はい(笑)。『ありあちゃんがいたから、ここまで来たよ』みたいな、そういうのは言われたことありますね。えへ… 偉そうですいません(笑)」

--アマチュアカメラマンを育てちゃうのね?

ありあ:「(あわてて) いえ、育てたなんて思ってないですよ、私! (笑)」

- - ありあちゃんの方はどうなの? 7年間で引き出しが増えたとか?

ありあ:「そうですね、ポーズにしても、表情にしても、引き出しは増えたかなと思います。けど、最初から『すぐ慣れたね』みたいに言われて、何回かやった時点では『もう大丈夫だよ』って言っていただいたり。もちろん、そこからも勉強させていただいてますけど…」

--具体的にはどんな勉強してるの?

ありあ:「撮っていただいた写真を見て『もっと広く写ってたなあ』とか、『角度がこうだったなあ』とか、撮られた時の自分の記憶と照らし合わせてみたり、雑誌とかで『このポーズいいなあ』って思ったら、真似させてもらったり」

--ポーズって、すいすい出てくるものなの?

ありあ:「出てきますね」

--じゃあ、結構「何でも来い!」って感じ?

ありあ:「あ、『何でも来い!』って感じありますね」

-- “写真は初心者” という人も来る?

ありあ:「はい。初心者の方からベテランの方まで歓迎というか。初めてだからどうだということもぜんぜんないので、何か訊きたいことがあったら訊いて欲しいなって思ってます」

- - ありあちゃんは、オフとかにどっか遊びに行ったりするより、撮影会の方がいいって感じ?

ありあ:「最近はアフィリア・サーガ・イーストの活動が忙しくてメインになってるんで、あまり撮影会できないんですけど、それでも『この日空いた』ってなったら、『撮影会入れよ』ってなりますね」

--休みも返上で?

ありあ:「もう、それが当たり前なんですよ」

--生活の一部というくらい?

ありあ:「一部ですね、完全に。2週間くらい撮影会がないと、なんか物足りないなってなりますから」

--日常の生活の中で撮影会のこと考えてる?

ありあ:「どこか出かけた時も『あ、このロケーションいいなあ、ここからこう撮られたい』とかあるし、お洋服を見てても『あ、これは絶対に撮影会で映えるなあ』とか、そういう見方を自然にしちゃうんですよ」

--撮影会はずっとやっていきたい?

ありあ:「やっていたいですね。もちろん、ずっと続けられるお仕事じゃないですけど、できるうちはずっと」

--ほんとに好きなんだねえ?

ありあ:「好きじゃなきゃ7 年も続きませんよ~(笑)。やめていっちゃう子だって多いし」

- - 7 年やってると、周りのモデルさんも顔ぶれが変わってそう…。

ありあ:「女の子がモデルとして入ってきて、『ありあちゃんがいるので、入りました』とか、『ありあちゃんを知って、撮影会やりたいと思いました』とか、『ポージングとか衣装とか、真似してます!』とか言ってくれる子がすごくいて、それがうれしいですね」

--自己分析すると、そういう子たちは、ありあちゃんのどこに憧れたんだろう?

ありあ:「どのへんなんですかねえ。お洋服とかほめられることもあるし、あとは『性格とか考え方が好き』って言ってくれる子も多いんですけど、私としては“そんなたいそうな人じゃないよ” って思ってて(笑)」

--ブログとかで、撮影会に対するモデルとしての考え方を述べたりしてる…とか?

ありあ:「最近はわりと当たり障りのない内容しか書かないように… (爆)。アフィリア・サーガに入ってから、ほわほわした当たり障りのないようなことしか書いてないですけど(爆)。あまり赤裸々なこととか、“黒い” こととか書かなくなりました(爆)」

+゜*†* [◎] パチリ  .。*†*。.+゜*†* ・.。*

megami_aria_kazuki02

架月ありあ

Aria Kazuki

3月6日生まれのうお座、AB型、左利き。キルフェボンの苺のタルトとピエールマルコリーニのチョコレートが大好物。オレンジフォト撮影会、個人撮影会ラピュセルにてモデル活動中。アイドル活動として“アフィリア・サーガ・イースト”に所属。ライブ・各種メディアに出演中。

●アフィリア・サーガ・オフィシャルサイト
http://5pb.jp/afiliasaga/
●架月ありあブログ
http://36a.blog87.fc2.com/



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