アップアップガールズ(仮)ロングインタビュー!
フォトテクニック デジタル10月号の表紙&巻頭を飾ってくれた人気急上昇中の7人組アイドルグループ、アップアップガールズ(仮)。高須力氏撮影のライブ写真の数々は、彼女たちにとって初めてのライブハウスツアー「アップアップガールズ(仮)1stライブハウスツアー アプガ第二章(仮)」から、「長野凱旋」公演と「横浜リベンジ決戦」公演で撮影したもので構成しています。
ここでは誌面でお伝えしきれなかった彼女たちへのインタビューの全容を掲載。7人7様のリアクションが個性的で面白い!
――長野凱旋公演を見せてもらいました。(地元出身の)関根さんにとってはやっぱり格別?
関根梓「私と新井(群馬出身の新井さんも、翌日、高崎凱旋公演)にとっては、それぞれの地元で、初めてアプガ単独ライブを開催するということもあり、他のライブとは全く違う、特別なものになりました。自分が住んでいるところで、アプガだけの単独ライブができるというのは、とてもうれしいんですけど、緊張感やプレッシャーもものすごかったです」
――アプガとしては長野でのライブはあるけれど、アプガ単独でのライブは今回のツアーが初めてだったと。
佐藤綾乃「単独ライブは関東の会場で行うことが多くて、地方のファンの方にはなかなか来ていただくことができませんでした。今回のツアーは、私たちが行ったことのない所を主に回ったんですが、『初めてアプガのライブを見ました』『やっと会えた』と言ってくれるお客さんが何人もいて、そう言ってもらえるのは、やっぱりツアーだからこそだと思います」
――スケジュールを見ると4日連続でステージに立っています。
古川小夏「公演時間約1時間30分くらいのライブを4日連続で、しかも毎日場所を替えてやりました。そんなライブをするアイドルはなかなかいないよって、ファンの方やライブハウスの方に言われました」
――同じく凱旋公演を体験した新井さんはどうだった?
新井愛瞳「凱旋っていうことで、やはりすごく緊張していました。緊張しすぎていたのか、高崎凱旋公演当日の私のテンションはちょっとおかしかったです。みんなから『今日、最後まで絶対にもたないよ』って言われるくらいに。凱旋のうれしさとプレッシャーがあって、何をしたらいいのかわからないくらい舞い上がっていたんだと思います。とにかく奇声を上げてました(苦笑)。
――歌詞が真っ白に飛んでしまうようなことがあったりとか?
新井「そういうことはなかったです。とにかくテンションが高かったです」
――僕が見せてもらった長野凱旋公演では、一番年下の新井さんがリハーサルの時からイニシアチブとって進行しているように見えたのが印象的でした。
新井「『暗転お願いします』とか、そういうことですよね。あの時は言える人が言っていこうと思っていて、長野凱旋の時は、とりあえず私が言ってみました」
――そういう係なのかと思って見ていました。
新井「係というわけではないです」
古川「いつもはだいたい(佐藤)綾乃がやるもんね」
新井「そう、いつもは綾乃がやってくれる」
佐藤「ツアーが進むにつれ、メンバーそれぞれに徐々に喉の状態とか体に疲れが見え始めてきます。そういう時はメンバーの誰かしらがフォローしなくちゃいけないですよね。今回のツアーはみんなでフォローし合いながら回っていました。だから、その時できる人が、という感じだったと思います」
――毎日会場が替わっていくわけですけど、会場の雰囲気は土地土地によって違いますか?
森咲樹「ステージに出て1曲目が始まった瞬間に雰囲気の違いはわかります」
新井「ちょっと元気がないかな、という雰囲気の時は綾乃が“あおり”を入れてくれたりします。それで自分たちも盛り上げなくちゃという気持ちになります」
アプガには「人任せ主義」の人が多い?!
――初めてのライブハウスツアーに出てみて、何か皆さんの中で変わったことはありますか?
関根「メンバーそれぞれが、前日のライブとは違う感じを出してみようということを積極的に考えて実践するようになったと思います」
森「MCにしても、今回のツアーでは8分間くらいフリートークをする時間があるんですが、初めて行く地域が多いので、その土地ならではの話題を話したいね、とメンバーとはよくそういう話をしました。このツアーはみんなでいろいろ話し合って進めることができているので、いい経験になっていると思います」
――フリートークということは、あまり決め込まないでやる感じ?
新井「ざっくりとしたテーマは決めます。でもそれ以上細かく決めてしまうと、トークが型にはまったものになってしまうというか…」
古川「人任せ主義の人が多いので、役割を決めてしまうと『今は私がしゃべるところじゃないしぃ』みたいなことになってしまいがちなんです。だからなるべく決めないで、こういう話をした後にこういう話をしましょう、という程度にテーマと流れを決めます。でも、それが決まるまで結構時間がかかってしまうこともあります」
関根「あと、必ずその話をまとめる人、柱になる人は決めておきますね」
――そのまとめ役は、多くは誰がやるの?
古川「私か、みーこ(仙石さんのこと)が多いですね。でも、その場で対応しないといけないので、本音を言えば、なるべくならやりたくないです。緊張しちゃいますもん」
――じゃあ、トークが得意なのは誰?
(関根さんが古川さん、森さん、仙石さんを指し…)
新井「上3人です」
佐藤「仙石、古川、森ですね」
新井「人生いろいろ経験しているぶん、ボキャブラリーがあります」
森「年下の関根や新井がいろいろおもしろいひとことを言ってくれるので、話が面白く展開していくんですよ」
メンバーが見る悪夢とは…
――リハーサルから見ていて気になったのが、ちゃんとご飯食べてるのかなっていうことでした。リハーサルと本番の間にラジオ収録とか、当日は握手会もありましたよね。
古川「リハーサルと本番の合間ですかね。合間を見つけて食べてます」
――カロリーはちゃんと足りてる?
佐保明梨「ライブが終わった後に食事に行ったりすることもあります。その土地の名物料理を食べたり」
古川「本番前に食べ過ぎてしまうと気持ち悪くなることがあるんですよ」
新井「私たちのライブは上下左右に動きが激しく、可動範囲がとても広いので、食べ過ぎちゃうとあまりよくないんです」
佐藤「でも、今年はライブ期間中でもちゃんと食べている方だと思います。みんな、まだ肉がついてるので(笑)。カロリーは充分とれてる」
新井「去年、5日間連続で公演があった時、その時はみんなの頬がこけてましたから」(全員でうなずく)
――そしてずっとステージに出っぱなしで、ずっと踊っているよね。
新井「基本的にはステージの袖にはけることはないです」
仙石みなみ「ずーっと7人でステージ上にいます」
森「まだ何人かに分かれて歌うような曲もないので、ずっとステージで踊っています」
関根「逆にそれがいい意味で集中力を持続させてくれているんだと思います」
――疲れない? 若いからあれくらいじゃ、疲れないのかな。
新井「疲れます!」
森「結構、気力です」
新井「脚とかも上がらなくなってきちゃうので、気力で踏ん張ってます」
――じゃあ、夜、ご飯を食べたらガクってきちゃったりすることも…。
古川「しょっちゅうです」
仙石「帰る体力もギリギリ。それくらいステージ上で体力を使い果たしています」
古川「まぁ、帰り支度の遅いこと遅いこと。あ、でも綾乃はいつも早いね」
佐藤「私の場合、疲れを通り超しちゃうというか…」
――興奮状態が持続しているってことなのかな?
佐藤「私、家に帰ってもバタンキューっていうのはほとんどないです。ひたすら起きていることが多いかも」
古川「あぁ、私も4月の横浜BLITZの時だけは全然眠れなかった。興奮しちゃって…」
佐保「うん、うん…」
古川「めっちゃ楽しかったんです」
佐保「うん、うん…」
新井「ずっとやりたかった横浜BLITZだったし、その横浜BLITZでの単独ライブだったということがあったんじゃない?」
――祭りの時の興奮に似ているのかもね。で、バタッといく人と、興奮状態のまま眠れなかった人もいると。
佐藤「私、眠りについても、夢の中でひたすら踊っていたり、走っていることがしょっちゅうあります。逃げているのか、追いかけているのか…」
――それ、精神的に追い詰められているんじゃない?
佐藤「いや、そんなネガティブなものではなく、意外と楽しいんですよ(笑)」
――佐藤さんのように、寝ている間も踊っている人います?
佐保「私、そういう夢は見ないですけど、単独ライブの直前に不安にかられたりすると、ライブ会場にお客さんがあまり入っていない夢を見たりします」
佐藤&新井「あぁ、わかる」
佐保「普段はそういうことはないんです。でもすごく不安が募ってしまった時、スカスカの会場でライブをやっている夢をみることがあります。さすがにゾッとしますよ。
そういう不吉な夢って、人に話すと忘れられるっていうじゃないですか、だから人に言いまくります」(全員爆笑)
新井さんはダンスが嫌い!?
――ちょっと意地悪な質問をするね。メンバーの中で「実はダンスはイマイチなんです…」という人はいますか?
全員「……」
新井「私、前はダンスが嫌いでした。体力に自信がなかったので。でも今はダンスが好きです」
――いつぐらいから好きになれたの?
新井「アプガのオリジナル曲ができた頃からですね。カバー曲だけじゃなく、自分たちだけのオリジナル曲を、自分たちのダンスで披露できる楽しさを知ってから好きになりました」
――曲の振りをメンバーで作ったこともあるんですよね?
仙石「『ガーリーズハイ』の時ですね」
古川「佐藤綾乃と佐保明梨と3人で作りました。一つの動きができるまでちょっと時間がかかりましたね。どこか一つできると、ポンポンポンと出てくるんですけど」
――曲調や曲のイメージにも合わせなくちゃいけないんでしょ?
古川「曲自体はとてもわかりやすい曲でした。コンセプト的にはヘッドバンキングをするような感じを入れて、と言われていたので、それはあまり悩まずに入れることができましたが、それ以外の部分でどういう雰囲気にしていこうかと。あとサビの部分は超悩みました。やっぱり自分たちで振りを考えると、ちゃんと歌えるかどうかをすごく考えちゃうんです」
佐保「そればっかり言っていたよね」
古川「なるべくおなかを曲げないようにとか、上を向きすぎないようにとか。なるべく声がきれいに出せるような体勢で踊れるようにと、そういうことをとても気にしました」
――すごーい。プロの振り付け師みたいですね。
アップアップガールズ(仮)の武器とは?
――9月4日に最新シングル「SAMURAI GIRLS/ワイドルセブン」(両A面)が発売されました。
佐保「『SAMURAI GIRLS』はひとことで言うと闘いの曲です。今年はいろいろな音楽フェスに出させていただきましたが、そういうアイドルの世界じゃないところにも闘いを挑んでいこうという決意を歌った曲です。
この曲では、私と関根が本格的なラップに挑戦しています。すごく難しくて、いまだに苦労しています。とにかくテンポが速くて…」
――ラップが入った曲は初めてじゃないよね?
新井「ちょいちょいありました。でも、どちらかというと、ゆっくりしたテンポのラップだったので」
古川「今度の曲はテンポも速いし、全体的にラップばかりなんです。サビの部分以外はほぼラップ」
仙石「振りもマイクを刀に見立てて、曲の間中、いろんなものを斬る動きをします。最後も鞘に納めて終わるっていう振り付けです。そういうところでもSAMURAI感を表現しています」
新井「PVのディレクターさんに、『何と闘っているのか?』と訊かれたよね。あの時、私はなんて答えたんだっけ…?」
仙石「関根は『お母さん』と答えてなかった?」
関根「宿題をやるように言われてたから」(爆笑)
――みんな、なんて答えたの?
佐藤「私は『自分と闘っています』と答えました。実際、自分の中のいろいろな葛藤と闘ってることが多いから」
佐保「私は『視界に入るものすべて』と言いました」
――怖いよ(笑)。敵も味方も関係なし?(笑)
佐保「そうです(笑)」
仙石「私は『外の敵』です(笑)」
関根「PV撮影の時は『お母さん』と答えたんですけど、今は向かってくるものがあれば何でも闘います」
古川「私は邪念と闘っています。次の曲はなんだろう(今はそういうことを考える時間じゃない!)、というふうに(笑)」
森「私は『嫌いな人』と闘っています」
古川「やだぁ、怖いわ~」
森「私は普段あまり口に出して言わないので、“曲の中で斬る”みたいな感じです」
――で、新井さんは?
新井「私はお父さんですね。ちょっとしたことで私を怒るんですよ。学校に宿題を忘れたとか、今ここにいるという連絡を忘れただけでも怒られちゃう。だから反抗心が出てきちゃうっていうか、なんで自分だけ怒られるんだと」
――それぞれ回答に個性があるね。それにしても「開戦前夜」「決戦」「リベンジ」など、闘ってばっかりいるんですね。
全員「そうです」
古川「先のことまで考えている余裕のないチームなんです。一つ終わったら、『はい、次の決戦へ向けて』みたいに」
関根「対バンライブでも、絶対に自分たちが一番輝くぞ!という感じだよね」
――そうそう、対バンライブ、もう何度もやってますよね。
古川「去年の夏から出させてもらっています」
――そういう対バンライブや様々な音楽フェスへの出演で何か得たことはありますか?
新井「相手のグループさんのステージングとか、ダンスは見ていて勉強になりました」
古川「対バン行脚はすごく勉強になりました。目の前に比較対象がいますからね。お客さんの盛り上げ方とか、スタッフさんを含め、会場の雰囲気の作り方とかがやっぱり自分たちとは違うんですね。それは見ていて勉強になりました。いろんなコンセプトのグループと一緒にできたというのもよかったと思います」
佐藤「そうだね。もちろん反省点もあるんですけど、ここは自分たちの武器にできる、と発見することもあったので、とてもいい経験になりました」
――自分たちの武器にできるところって、どんなところ?
佐藤「いつも『この人たちには絶対に負けないぞ』という戦闘態勢を向きだしにしているアイドルは他にいないと思うんです。そういう闘い続ける姿勢が私たちの武器だと思います」
――では、アップアップガールズ(仮)をひと言で表すと…“ガツガツ”?
全員「攻め、攻め」
仙石「闘っています、常に」
新井「生死の狭間にいます。ライブも命懸けです」
森「いつも『生きて帰ってこようね』と言ってライブに出ています。いないと思います、他に『生きて帰ろう』とか『生死の狭間にいる』なんて言うグループは(笑)」
――それだけ、自分たちを追い込んで奮い立たせているということなんでしょうね。
仙石「一回挫折を味わっているぶん、雑草魂みたいなものは、他のアイドルグループよりも強いと思います」
――2012年に現在のT-Palette Recordsに移籍しました。まだ1年経っていないですけど、ここまでを振り返ってみて、アップアップガールズ(仮)に何か変化はありました?
新井「仲良くなりました」
――えっ、仲が悪かったの?
新井「仲が悪かったのではなく、絆が深まったという意味です。お互いの良いところも悪いところも、率直に言い合える関係になったと思います」
関根「それもあるし、前よりもグループの一員として自分はどうするべきかを考えられるようになりました。以前は個人のことでいっぱいいっぱいでした。でも、オリジナル曲ができた頃から、グループとしてどう成長していくかとか、それぞれがグループ全体のことを考えられるようになりました。それは大きな変化だと思います」
佐保さんの目標は無人島でのサバイバル生活!?
――では最後に、ごく近い将来の目標や、やりたいと思っていることを教えてください。アプガとしてでもいいですし、プライベートなことでもいいです。
古川「では私から。私、自動車の免許をとってみんなを連れてドライブに行きたいです」
――おお…。
古川「実はこれ、春頃から言っているんです。みんなとお花見に行きたいよねって話していて、その時に桜を見ながらドライブできたらいいねと。それに、メンバーの中で誰か運転できたらいいのにね、という話をよくしていたので」
――大型いきますか!
古川「大型いっちゃいますかぁ。攻めますねぇ(笑)」
関根「はい、じゃあ次、私いきます! 私は一眼レフカメラを買いたいと思っているんです。写真を撮るのは以前から好きだったんですね。今は携帯電話のカメラで我慢してるんですが、いろんなカメラマンさんに写真を撮ってもらうことが増えたこともあって、一眼レフカメラだと繊細な表現ができることを知りました。で、ぜひ一眼レフカメラを手に入れて、カメラマンさんでは撮れないようなメンバーの素顔を撮ってみたいんです。それをたくさんの方に見てもらって、もっとアプガの魅力やメンバーの素顔を知っていただきたいな。そういう夢を抱いています」
森「私は、今年4月の横浜BLITZ公演でも言ったことなんですけど、横浜BLITZを満員にできたら、次は中野サンプラザでライブをやりたいです。ハロプロにいた頃に春のコンサートで中野サンプラザのステージに上がったことはあります。でもその時はバックダンサーでした。今度はアプガの7人で中野サンプラザのステージに立ち、7人で一緒に中野サンプラザの満員の風景を見たいです」
――そうして段階を踏んで、ゆくゆくは日本武道館で公演し、東京ドームを経て全国ドームツアーをやりたいと…。
全員「やりたーい!」
森「東京ドームとかで……あ、これ言ってもいいの? あの、東京ドームで定期公演ができたらいいねと話したことあるんです。夢は大きい方がいいですもんね」
――巨人軍みたいですね(笑)。では次は佐藤さんかな。
佐藤「私の夢というか、実現させたいと思っていることは、佐藤綾乃という名前をもっと浸透させていくことです。ライブ活動などを通してアップアップガールズ(仮)という名前は以前よりもたくさんの方に知っていただいたと思うので、これからは佐藤綾乃という人間をもっと知っていただきたいなと思っています。
私は以前からネイルやメイクなどにとても興味があって、メンバーの髪型をアレンジしてあげたりすることもあるんです。そういう部分に関心があることも含めて知っていただけたらなと。そしていつか、ネイルやメイクのテクニック、ヘアアレンジ方法などについて自分から発信できるようになれたら、と思っています」
――コスメティックなんかの情報にも詳しいんだ。
佐藤「独学ですが、少しずつ勉強しているところです」
――女性誌やファッション誌で美容系の連載が持てるといいよね。
佐藤「はい、いつかそうなりたいです」
――さぁ、続いて佐保さん。
佐保「私は島に行きたいです。無人島とまではいかないまでも、あまり人がいない、海がきれいな島に。島に行って、サバイバル生活をしてみたいんです」
全員「えー!!!」
佐保「戦闘的アイドルって言っているわりには、プライベートではあまり闘ったことがないので、自分を試してみたいなと。自給自足? そういう生活をやってみたいんです」
――島って言うから、リゾート地で癒やされたいのかと思いきや。で、どれくらいの期間挑戦してみたいの?
佐保「長く続けるのはちょっと…。1週間くらいで」
全員「みじかッ!!!」
新井「私の夢は仕事とプライベートの両方の願望を兼ねていて、47都道府県くまなく行くことです。そこでライブができたらいいですけど、観光だけでも構わない。北は北海道から南は沖縄まで、というか与那国島くらいまで。小さな島にまで全部に行きたいですね。できたら1年くらいの期間で」
――それは大変そうですね。でも、その夢はいいよ、いい!! では最後、仙石さんどうぞ。
仙石「私もライブ会場を大きくしていきたい、という夢はあります。それとは別に実現させたいのは、アルバムのリリースです。私たちは2013年の1月に初めてアルバム(「ファーストアルバム(仮)」)をリリースしました。それは去年の私たちの活動の総集編的な内容でした。そういうアルバムを今年も出せたらいいなと思っています。T-Palette Recordsに移ってからリリースした7枚のシングルはまだどれもアルバムに入っていないので、それらの曲がぎゅっとつまったアルバムを出したいなって…」
森「うん、出したいね」
仙石「さらにそのアルバムには、アルバム限定のオリジナル曲を収録したいです。DJミックス曲も、今までの限界を超えるような30分超ロングバージョンにしちゃうとか。そういうぶっ飛んだものが入っているアルバムを作りたいんです」
――今お訊きしたみなさんの夢が実現することを願っています。長時間ありがとうございました
(聞き手:編集長 藤井、取材:8月下旬)