イメージ:イラストレーション 2011年1月号 no.187

イラストレーション 2011年1月号 no.187


2010年11月27日発売 / A4変型 / 定価 1,600 円(税込)

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01

総力特集:絵本に挑む−他ジャンルから絵本の世界へ−

第1部 個人特集:いわいとしお

絵本「100かいだてのいえ」と続編「ちか100かいだてのいえ」が合計70万部を超える大ヒット中のいわいとしお(岩井俊雄)さんの特集です。絵本の原画や絵の技法、アイデアの源を探ります。岩井さんが小学校で行っている特別授業「光のえんぴつ、時間のねんど」にも密着しました。

第2部 絵本を手掛けた他ジャンル作家紹介、絵本著者12人アンケート&出版社訪問

デザイナー、マンガ家、建築等々、様々なジャンルで活躍するクリエイターが手掛けた絵本を紹介します。各著者インタビューでは絵本とは違う業界ならではの視点や発見を中心に質問しました。また、絵本を出版した他ジャンル作家12人アンケートと絵本の出版社訪問も必見です。

登場作家:高野文子、祖父江 慎、青山邦彦、秋山あゆ子、のぶみ、やましたこうへい

絵本著者アンケート:あきびんご、大倉侍郎、かわしまななえ、木村真二、清川あさみ、鈴木のりたけ、西岡兄妹、西村敏雄、はまぐちさくらこ、リリー・フランキー、三沢厚彦、本 秀康(敬称略)

02

リサ・ラーソンの世界

スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンの特集。80歳目前ながら精力的に作品を発表し続けるリサの陶芸制作や普段の生活、ラフスケッチ等を紹介します。インタビューでは娘のヨハンナ・ラーソンと手掛けた絵本についても語ります。

03

展覧会レビュー

その1「黒澤明 画コンテ展」

黒澤明監督の画(絵)コンテ展「映画に捧ぐ」に注目。10代で二科展に入選した経歴を持つ黒澤氏は、映画の道に進むにあたり、絵の世界から完全に身を引きました。しかし晩年「影武者」の製作が難航したことをきっかけに絵を再開し、2000点以上の画コンテを残しました。

その2 寺門孝之と行く「橋本平八と北園克衛展」

画家/イラストレーターの寺門孝之さんが、世田谷美術館で10年12月12日まで開催中の「橋本平八と北園克衛展」を鑑賞しました。陶芸家の兄・平八と、詩人であり雑誌編集や書籍デザインもこなした弟、克衛。それぞれの作品の魅力を寺門さんが語ります。

04

海外作家 SHOUT(アメリカ)

イタリア在住ながら米国イラストレーション界で大ブレイク中の若手イラストレーターSHOUTを紹介。国境を越えて成功する秘訣とは?
 
海外の仕事を希望する日本のイラストレーターへのアドバイスもあります。

05

ZINEの潮流2

特に若手作家を中心に人気のある「ZINE(ジン/自費出版のアートブック)」の連載。第2回目は製本方法や作品の見せ方に注目しました。13名のクリエイターにアンケートを実施し、それぞれのZINEの形式や作る時の注意点、製作方法等を聞きます。


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