イメージ:「撮影会の女神さま」File.012 相川紗苗

「撮影会の女神さま」File.012 相川紗苗

撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!

File.012 相川紗苗

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★今月は、「人は胃袋の中に食べ物を収めたら、だいたい信頼してくれるから、料理はうまくならなきゃダメ」という母の教えを守って、マイ中華鍋で料理得意の紗苗ちゃんがゲスト。

--Photo workshop Grand Blueの撮影会に、月1回くらいで出演してるんだね? 撮影会のモデルはいつから始めたの?

紗苗「3月からです」

--その前は?

紗苗「名古屋でイベントのコンパニオンとかやってました」

--イベントコンパニオンも撮影はされるよねえ。

紗苗「はい。でも、コンパニオンの場合は、ポージングをしない方が喜ばれるので」

--今、ポージングはどうしてるの?

紗苗「私の場合、あんまりポーズをした感じよりは、自然な感じの方がいいかなと思ってやってる時の方が多いです。Grand Blueの撮影会に来ている人たちは、ポーズにこだわるというよりは、表情優先とか、風景と絡めてこういう構図がいいだとか、そういう考えの方が多いので」

--じゃあ、あんまり指示されたりしない?

紗苗「指示されたことは今まで一度くらいしかありませんね。今、笑ってて欲しいなとか、今は笑わないで欲しいなとか、そういうのはあるんですけど」

--ということは、自然にしてるの?

紗苗「はい、自然にしてます、私は」

--その方が難しそうだけど?

紗苗「難しいのは難しいんですけど、撮影会自体の雰囲気が穏やかで、みんな楽しくやっているので、そんなに緊張したりせず、自然にできますね」

--撮影している間は何を考えているの?

紗苗「えーと、その人の気持ちの中に入っていけるようにしてます」

--えっ?

紗苗「こうすればいいとかわからないので、今、他の子の撮影会の時にニコンのD3000を持っていって撮影してるんです」

--紗苗ちゃんが撮るの?

紗苗「そうです。Grand Blueの撮影会に行って、他の女の子を私が撮るんですよ。それで、カメラマンさんはこんな気持ちかなって」

--何回も行ってるの?

紗苗「行ってます、行ってます」

--もともと写真はやってたの?

紗苗「やってないです。Grand Blueの貸出用のD3000を借りて撮ってるんですよ(笑)」

--で、撮った写真の出来はどうなの?

紗苗「なかなかいいんですよ(笑)。投稿しちゃおうかなって(笑)。やっぱり、ただ見てるより、カメラを持って撮った方が勉強になるんですよね」

--どの辺が勉強になるの?

紗苗「普通にその子の笑顔を見るのと、カメラを構えて笑ってもらうのとは違うんですよ、その子との距離感が。私に向かって笑ってくれてるとか、向こうにいて他の人たちを見てたけど、振り返った時に笑顔を見せてくれると、嬉しかったりとか。ということは、私を撮りに来てくれた人も同じように思ってるんだなって」

--カメラは構えているけど、あくまでも自分が撮られる時の“勉強”になっているというわけかあ。

紗苗「そうです」

--衣装とかは自前でしょ? 撮影会用の衣装を買いに行ったりするの?

紗苗「します。事前に撮影会の場所を聞いて、インターネットで調べたり、ちょっと行ってみたりして、こんな感じか~って。公園だったら、公園っぽくとか、海辺だったら、爽やかな服を買ったりとか」

--事前に撮影場所の下見もするんだ? えらいねえ。

紗苗「はい(笑)」

--それで当日のイメージトレーニングもするとか?

紗苗「あ、します、します。そんなにかっちりは決めないんですけど、大体こんな感じって」

--ポーズもあまり指示されないわけだし、イメージづくりは自分でやるってこと?

紗苗「そうです。一部と二部でイメージを変えたり…」

--例えば、海だったらどんな感じ?

紗苗「海の時は、恋人と遊びに行った感じ。デートに行った感じでやってます。大体、海へ行く時って、特別な時が多いじゃないですか。そこで写真を撮るということは、頭の中の思い出をなぞるような感じじゃないかと思って。恋人と行った思い出の感じを出そうと思って」

--その撮影会では、思い出の感じは出せたの?

紗苗「うーん、どうなんですかね(笑)」

--撮影に来た人からすれば、恋人との思い出を撮ったような感じなのかな?

紗苗「そんな感じの目標を持ってくれた人もいるんです。次回はもっと近づくよ、彼女撮るみたいな感じで撮るよ、って言ってくれたり」

--じゃあカメラマンさんの方も、「初めてのデート」なのか、「2回目のデート」なのか、その辺は自分でアレンジしてるんだ?

紗苗「そうです(笑)」

--楽しそうだねえ。じゃあ、初デートをイメージしたら、そういう衣装を選ぶんだ?

紗苗「そうです。ワンピースで行ってみたりだとか」

--清純派の感じでね。…あれ、じゃあ清純派じゃない感じの時もあるの?

紗苗「ありますよ。私、ナチュラルな感じが多いんですけど、たまにみんなに“ワルさなちゃん”って言われているのがあって…」

--ワルさなちゃん!?

紗苗「いつもニコニコしてるんですけど、もう一切笑わずにみんなを睨み付けてる時間があるんですよ(笑)。そういう時はカッコイイ服を着てみたりとか」

--カッコイイ服って?

紗苗「水着の撮影をスタジオでやった時は、屋上でみんなで日中シンクロをしようってことになって、水着に短パンと、Yシャツを羽織って、金網のところで、みんなを睨み付けて(笑)」

--ワルさなちゃんが降臨したのね(笑)。ワルさなちゃんの時は、水着は間違ってもピンクじゃないんでしょ?

紗苗「そこは青です(笑)。青とか、黒とか(笑)」

--リピーターのカメラマンさん多いの?

紗苗「多いですねえ」

--じゃあ、来てる人たちは、今これ、ワルさな、入りました! って、わかるんだ?

紗苗「来たね~って(笑)。だいたい日中シンクロタイムとかが、“ワルさな登場モード”なんです(笑)」

--楽しそうだな。来る人とのコミュニケーションはとれているんだ?

紗苗「たまに、しゃべらずに遠くの方からカメラ向けてる人がいると、『来いよ!』って言って(笑)。来てくれたら、しゃべって、みんなと仲良くさせてみたりして」

--仲良くなれよと(笑)。苦手な人とかいないの?

紗苗「うーーーん、苦手な人は…しゃべって克服しようみたいな」

--すごい前向き(笑)。みんな、紗苗ちゃんを撮った写真は、後でくれるの?

紗苗「くれますねえ」

--もらった写真はたまに見返したりする?

紗苗「あ、見ますね。人によって選んでいるところが違うんですよ。それに同じシチュエーションで、私が同じ顔をしてたつもりでも、やっぱりシャッターを押すタイミングが人によって違うんで、『あー、この人はこの顔が好きか~』とか、『あー、この人、ここからここの角度がすごい好きだ』とかあったりして。じゃあ、次はこの辺の角度を見せてあげようかなって(笑)」

--サービス精神いっぱいだね(笑)。

+゜*†*       [◎] パチリ      .。*†*。.+゜*†*  ・.。*

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相川紗苗

Sanae Aikawa

1988年1月16日生まれ。Photo workshop Grand Blueと専属契約し、モデルとして活躍中。最近では、Canon Photocircle作例モデルやポートレート専科2010 野村原氏の作品モデルなどに出演。
●相川紗苗オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/37sana37sana37/



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