イメージ:「撮影会の女神さま」File.016 佐伯美紗

「撮影会の女神さま」File.016 佐伯美紗

撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!

File.016 佐伯美紗

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★インタビュー前に「話し言葉がそのまま載るんでしょうかね…」と恐る恐る訊ねてきた美紗ちゃん。可憐だ。しかし、話し始めると、可憐なだけの女の子ではないことがわかる(笑)。

--いま、大学生?

美紗「大学4年生です」

--何を専攻してるの?

美紗「日本文学です。近代文学とか。並行して違う学科の授業に出て、英米文学とかも勉強しています。英語を使ってプレゼンテーションしたりだとか」

--英会話ってこと?

美紗「そうですね。そういう実践的な授業が多くて、すごく自分のためになると思って」

--じゃあ、英語しゃべれるの?

美紗「ある程度は…気合ですね(笑)」

--海外旅行とかで困らない。

美紗「そうですね」

--よく行くの?

美紗「3月に計画してるんです。フロリダの方へ」

--この春、大学卒業?

美紗「3月卒業です」

--じゃあ卒業旅行だね?

美紗「はい!」

--大学を卒業したら、撮影会のモデルはどうするの?

美紗「仕事を続けながら、モデルも続けていきます」

--就職は決まっている?

美紗「はい」

--仕事しながらで、大丈夫なの?

美紗「はい。ここ(クレアトゥールの撮影会)と両立ができるかで仕事を決めたので」

--撮影会のモデルはずっと続けていきたいんだ?

美紗「はいっ、もちろん! 自分のできるところまで続けていって、ゆくゆくは他の仕事もしていけたらいいなと」

--他の仕事というのは…?

美紗「舞台のお仕事です。舞台はお芝居に必要な要素がぎゅっと詰まっているものだと思うので、そこで経験を積んで自分のものにできたら、そっちの方に…」

--「そっちの方」っていうのは、ドラマや映画ってこと?

美紗「…そうですね(笑)」

--あ、じゃあ女優さんになりたいんだ?

美紗「そうですね(笑)、はい! “向いてる”ってお話をいただいて。自分にどんな可能性があるかわからないので。それに興味のあることなので…」

--美紗ちゃんはいつから撮影会に出ているの?

美紗「2010年6月の末からです」

--その前までは芸能活動はしてないの?

美紗「主にはしてなかったんですけど、ちょっとコスメライターの仕事とか…」

--えっ?

美紗「コスメを一定期間使って、感想をブログに書くっていう(笑)」

--それは大学に入ってから?

美紗「はい」

--高校生の時は?

美紗「何もやってなかったですねえ。学校がものすごく厳しかったので、もう勉強しかやらせてもらえないような感じで(笑)」

--その頃、モデルになりたいとか思ってなかったの?

美紗「うーん、そういう考えはあんまりなかったですねえ。ただ、高校生らしく雑誌とかを見て、“憧れの職業”という目では見てましたけど」

--憧れの職業だけど、現実的になりたいとまでは思っていなかった?

美紗「モデルというと、背がものすごく高くて、ちょっと大げさかもしれませんけど、外国人みたいな、ハーフみたいな顔してないとダメだってイメージがあったので(笑)」

--今、撮影会モデルだよね?

美紗「モデルって仕事は、ファッション雑誌のモデルだけじゃなくて、広い範囲で活躍できるものなんだって知って、やってみたいなって思って」

--きっかけはスカウト?

美紗「そうですね。声をかけていただいて…声をかけていただくのも何かの縁だと思って…」

--「何かの縁」(爆)。美紗ちゃんは回答が文学的でイイね!(笑)。

美紗「(笑)いつも、こんな感じです」

--撮影会は毎月何回くらい出てるの?

美紗「3回くらいです」

--もう今は慣れたもの?

美紗「個撮はもう慣れたんですけど、個撮とは別に囲み撮影というのがあって、そちらは複数のカメラマンさんに撮っていただくんですが、カメラマンさんによって写真の好みが分かれているんですね。“クール系の表情”とか、“笑ってる表情”とか。それぞれ好みに応えなきゃいけないということで緊張感があるので、囲み撮影はまだ慣れていないですけど」

--好みを訊くの?

美紗「はい。カメラマンさんには話しかけるようにしています。コミュニケーションをとるように」

--コミュニケーションは得意なのね? ま、そうだよね、英語でしゃべったりするんだもんね。

美紗「(笑)」

--じゃあ、囲み撮影の中に外国人が混じってても大丈夫だね(笑)。

美紗「外国人、あんまりそういう場所に…」

--ま、あんまり来ないだろうけどね(笑)。

美紗「来ないですよね(笑)。でも、どうだろう、もし来ていただいても、ものすごく英語ペラペラで、あんまりオープンすぎると、ちょっと引いちゃうかも…(笑)」

--初めてカメラマンさんの前に立った時はどうだったの?

美紗「緊張しましたね。これから何が始まるのか、よくわからないという感じで。ただ、自分の頭の中にある程度イメージがあったし、予習もしてきたので…」

--予習したんだ?(笑)

美紗「何もできないとさすがにまずいかなあと」

--“予習”というのは、お家で雑誌とか見て、ポーズをとってみるとか?

美紗「やってみるというより、雑誌を見てて、『こういうポーズがあるんだ、ああいうポーズがあるんだ』って、映像を頭の中にたたき込むっていう…」

--(笑)なんか試験勉強みたいだなあ。

美紗「うーん、印象に残ったものを記憶に残しておくという」

--(なんかすごいぞ、美紗ちゃん!)記憶に残すだけでできたの?

美紗「最初のうちは自分の思い通りにいかないこともありましたけど、やっていくうちに…」

--今はポージングも自信を持ってやってる?

美紗「そうですね。ある程度、自信を持ってやらないとダメなので」

--表情とか、お家の鏡で練習、ってことはないの?

美紗「鏡で見るというよりは、撮っていただいた写真をカメラマンさんがディスクやプリントでくださるので、それを見て、『この角度だとあんまりキレイじゃないなあ』とか『ここからだとキレイに写ってる』とか、スタジオによって『あ、ここではこういうポーズするとキレイだな』とか…改善点がわかるので、そういうものを1つ1つ自分のものにしてきたという感じです」

--改善点…(笑)。あのね、美紗ちゃんの口調、すごくインテリジェンスを感じさせます!

美紗「あ、いえっ、そんなことないですっ!(笑)」

--これまで何回か「撮影会の女神さま」のインタビューしてきたけど、美紗ちゃんの話し方、変わってる(笑)。

美紗「(ちょっと焦って)あ、もっと、くずした方がいいですか?」

--いや、そのままの美紗ちゃんでいてください!(笑) 美紗ちゃんは、学校の勉強とか、きちんとコツコツ積み上げていくタイプでしょう?

美紗「いや、高校から、(勉強を)こう、『やれっ!!』って命令されるみたいな環境にいたから、こうなっちゃったんですよ(笑)」

--こうなっちゃったんだ(笑)。ところで、美紗ちゃんは右の顔と左の顔、どちらが得意なの?

美紗「右です」

--斜に構えた時、右側の顔が前だとどんな感じなの?

美紗「右側からの方が目が大きく写ります」

--“キュートな表情”と“クールな表情”では、どっちが得意なの?

美紗「うーん、半々の割合です。どちらもこなせるように。ただ、クール系だと衣装とのバランスが…。衣装は自分の趣味もあって可愛い系の洋服が多いので。そういう意味では明るく笑ってる表情の方が合うのかなあと」

--普段着も可愛い系の服装してるの?

美紗「この仕事を始めてから、撮影用の服と普段着は完全に分離させてしまって。普段は結構、地味になってしまいました(笑)。ジーンズが多いです」

--夏なんか、さっぱりした格好で?

美紗「いや、そうでもないですね。日焼けとかしないように、あとケガとかもしないように。ケガしやすいんで」

--そそっかしいってこと?

美紗「私、たぶん、そういうことになるんですよねえ(笑)。気づかないうちに足を傷めてたりとか。前にピンヒールを履いていて、階段から落ちたりとか」

--「たぶん、そういうことになる」の?

美紗「はい。知らない間に打ち身を作ってしまったり」

--だから、普段はケガをしにくい服装を心掛けてるのね? それはプロ意識が高いんじゃない?

美紗「それだけケガしやすいってことです(笑)」

--好きな“可愛い系の服”は撮影会にとっておくんだ?

美紗「“勝負服”みたいな感じですね。自分の好きな服を写真に収めてもらうというのがすごく嬉しいんです。好きな服を着ているとテンションが上がりますし」

+゜*†* [◎] パチリ  .。*†*。.+゜*†* ・.。*

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佐伯美紗

Misa Saeki
1987年11月13日生まれ、東京都出身。現在、ポートレートモデル、広告モデルとして活躍し、クレアトゥール撮影会に出演中。趣味は音楽鑑賞、読書、ヨガ。特技はアクセサリー作りのほか、“英語が得意”という可愛くも知的な女子大生。この号が発売になる頃、大学を卒業。卒業後も撮影会には出演し続ける。

●佐伯美紗オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/createur-saekimisa1113/



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