イメージ:「撮影会の女神さま」File.032城 杏奈

「撮影会の女神さま」File.032城 杏奈

撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!

File.032城 杏奈

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★今回のゲストは、日だまりの中でニコニコ笑ってるような人・城杏奈さん。

--城杏奈さんってカッコイイ名前だなあ。

杏奈:「ジョアンナと呼んでください(笑)」

--別に“ジョアンナ”とは呼ばれてないわけでしょ?

杏奈:「呼ばれてますよ」

--呼ばれてんの! やったー、ジョアンナだ!

杏奈:「そう…(はてな顔)」

--映画『グラン・ブルー』のヒロインがジョアンナだよ。ロザンナ・アークエットが演じた。あなたが出てる撮影会はGrand Blue(グランドブルー)撮影会!

杏奈:「ふうん(あまりピンと来てない)」

--そうだよ。ジョアンナだよ。

杏奈:「ジョアンナでしたか(さして興味なし)」

--『グラン・ブルー』観てない? 無呼吸でフリーダイビング、何メートル潜れるかっていう。

杏奈:「何か観たことあるような気もするんですけどね。こう垂直に潜るんですよね。観たことあるかも、テレビで」

--ところで、ジョアンナさん、あなたは何人ですか?(笑)

杏奈:「日本人です。『外国人の名前みたい』って言われちゃうんです。でも、コテコテの関西弁もしゃべります」

--え、そうなの?

杏奈:「すいません、何か(笑)」

--コテコテのジョアンナさん、撮影会モデルは何年ぐらいやってるの?

杏奈:「撮影会は、3年ぐらいです。Grand Blue撮影会に出させてもらうようになったのは、ここ1年くらい。その前は違う撮影会にちょこちょこ出させていただいてたんですけど、最近はGrand Blueさんがほとんど」

--それはなぜ?

杏奈:「Grand Blueのお客さまって、カメラの知識をたくさんお持ちの方で、ポートレートを撮ることに一生懸命の方が多いんです。で、私もそういう方と一緒にやるのが楽しくて。それに、写真のコンセプトだったり、カラーだったり、皆さん全く違うから面白いんですよね。カメラマンさんとそういういい写真、思いどおりの写真を撮るっていうところに、私も加わらせてもらうと、やりがいあるなと思って。あと、講師の方も付いている撮影会って他にあんまり聞いたことがなかったので、作品をつくるという感覚により近付くというか」

--講師がいるのって、モデルからしたらうざくないの?(笑)

杏奈:「私、結構好きですけどね。だって、変な写真撮られるよりも、よりいいものを目指してくださる方がいいし、自分もいい写真を(Webに)アップしてもらえれば、嬉しいし。向上心を持って撮影してくださる方が、私もやりがいを感じます」

--カメラマンよ、向上心を持て、と。

杏奈:「そうですね、私はよいモデルになれるように頑張るんで、カメラマンさんはコンセプトの実現できた作品を撮っていただければ楽しいかなって、思います」

--撮影会でリズムに乗ってきた時に、「講師入ってくるなよ」とか、そういうことはないの?(笑)

杏奈:「あ、ない、ないです、ないです。でも、皆さん何か気を遣い合ってくださってるのか、それとも元々雰囲気のいい方たちなのか、大概楽しく和気あいあいと」

--いい写真を撮るために、講師とモデルとお客さん三者で和気あいあいな雰囲気なんだ。

杏奈:「そう…。何人かカメラマンさんがいらっしゃってて、司会進行みたいな感じで。よっぽど明るかったり、何か難しそうなシチュエーションだと、『こういうふうにすると、きれいに撮れますよ』っていうアドバイスを横から入れてくださってたりしますけど。そういうのも試してみながら、カメラマンさんが撮られるっていう感じ」

--お客さんとジョアンナさんのコミュニケーションはどうなの? あんまりしゃべる機会ないとか。

杏奈:「しゃ、しゃべりますよ。ずっと。結構、私、しゃべるんじゃないかなと思うんですけどね。何しゃべってるんだろう、いっつも。何かしょうもないことですよ、たぶん(笑)。で、カメラマンさんも、うまいこと持ち上げてくださるわけですよ。『これがかわいい』とかって(笑)」

--ちなみに何がかわいいとか言ってくれるの?

杏奈:「何がかわいい? あ、でも、ま、『今の表情が良かった』とか。私も『どんなのがいいですか?』って訊いてみるし。いつもなるべく画像を1回見せてもらうんですよね、最初に。どんなイメージで撮られてる方かなっていう、興味もありますし。で、ニコニコしてほしいとか、元気な写真が撮りたいとか、いろいろコンセプトがあるので、それは最初に伺っておいて、表情を作るようにはしてます」

--ジョアンナさんはコンパニオンの経験もあるとか。

杏奈:「コンパニオンはね、1年ぐらいしかやってなかったですね。3年くらい前に」

--モデルとしては何年ぐらいやってるの?

杏奈:「4年、5年ぐらいですかね。もともと会社員として東京に出てきてたので、スタートがちょっと遅いところがありますね。22歳ぐらいから始めたのかな。ちょっとずつ、こう、そういうお誘いが来るようになって」

--お誘い?

杏奈:「最初『エキストラやんない?』とか。お知り合いができたりとか、スカウトされたのもあって、つながりができるようになって」

--会社員も経験したということだけど、会社は芸能活動と関係する会社なの?

杏奈:「まったく無関係。医療業界です」

--は? 医療業界ですか。

杏奈:「はい。材料の研究とか、ま、営業だったんですけど、研究したり、学会とか」

--理系の人なんですか。

杏奈:「理系ですね。理系技術職で」

--化学ってこと?

杏奈:「そうですね。歯科業界にいたんですけど。歯科技工士でした」

--歯科技工士って、何やるの?

杏奈:「まあ、歯作ったり、入れ歯作ったり、銀歯作ったり…わかりやすく言えば。それの材料メーカーに勤務してたんですけど。技工士の免許も取って。2年ぐらい勤めました」

--で、そこで何をしてたって?

杏奈:「そこで、一応営業なんですけど、技工士としてその会社にいるので、研究してる部門とか、開発してる部門は別にあるんですけど、その試作を試してみたりとか、あとお客さんにセミナーを開いて、うちの材料、こういうやり方で使っていただくと、こんなものが作れますよというのをその場で体験しもらうような講習会を開いたりしてて」

--セミナーのお客さんというのは…。

杏奈:「えっとね、技工士さんが来ますね。お医者さんの方も来られますけど」

--そういう人たちの講師か。そういう仕事もあるんだ。

杏奈:「そうです。メーカーでこう、いろいろ焼いたりとか、練ったりとかするんですよね、材料を。ただ、正しい使い方で使ってもらわないと、きちんとした物理的な特性が出ないというのがあるので、デモンストレーションしながら、新製品を売り込むっていう感じですかね」

--“物理的な特性”とか言うんだ(笑)。

杏奈:「そう。もっと難しいのいっぱいありますけど、専門用語ありますよね」

--さっきちらっと“学会”とか。

杏奈:「そうです。学会で研究発表したりとか。だから、医療関係の専門誌にも出てましたし」

--へえーっ、これまた面白い経歴の持ち主だなあ。そこからモデル?

杏奈:「そう、技工士だけで生きていこうと思ってね、まさかこんなモデルなんかやるようになるとは思わなかったですよね(笑)。専門学校、主席で卒業したので、まさかそれをやめるとは誰も思ってなかったし」

--主席で学校卒業したの?

杏奈:「すごく入れ歯作るのが上手だったんです(笑)」

--技工士になろうと思ったのはいつ?

杏奈:「高校卒業して専門学校にそのままストレートで入ったので。ま、物作ったりするのが好きだったので、高校卒業のタイミングで」

--物作るところから技工士に行かないだろう、普通。

杏奈:「面白かったんですよ。あの、ちっちゃいもの練ったりとか何とかするのが。美大も憧れましたけど、趣味の範囲で絵はとどめておこうかなとか思って。絵描くの趣味なんですけど、あの、仕事にするとちょっとつらいんじゃないかなと思って」

--それにしても、陶芸とか、彫金だとかあるでしょう。

杏奈:「そうですね。小さいけど窯に入れて物焼いたりしてますからね。火使って溶かしたりとか。金属とプラスチックと…」

--彫金だ。

杏奈:「そうです。一緒です。もう、あの、今の指輪とか作るのと…」

--じゃ、指輪も作れるの?

杏奈:「作れますよ、たぶん。あの、やってました、材料使って」

--いや、初めて聞いたな。歯科技工士と彫金は近いんだ。

杏奈:「近いです。精密さがちょっと違うぐらいで。あとは、あの、発想力が彫金師さんの方がおありなんじゃないかと。デザインとかね」

--入れ歯にドクロ入れるとか。

杏奈:「それやってましたよ、みんな(笑)。変なの作ったりとか」

--あ、そうなの? でも、美大じゃなくて技工士にいったんだ。

杏奈:「そう、あの、国家資格もあるし」

--そっちは食いっぱぐれなさそう。

杏奈:「うん。でも、完全にそれフェードアウトしちゃってるんですけどね」

--それも人生だね。

杏奈:「やっぱりアート性がある方が楽しいなって思うところもあって」

--で、趣味で「アート」なんだ。これは具体的には?

杏奈:「今は基本的に絵を描いてます、ずっと」

--ふうん。ちなみにどんな画材で描いてるんですか?

杏奈:「アクリル絵の具か、油絵の具を使って、キャンバスに絵を描いて」

--モチーフは?

杏奈:「いろいろ描きますね。何か動物、植物が昔は多かったんですけど、最近は人の顔みたいなものも描くようになり…画像があります。見ていただいてもいいですか(と、スマホを取り出す)。なんかね、うまく自分で説明できないんですね。ちょっと変わった絵を描いてまして」

--(ジョアンナさんの作品を拝む)ほんとだ、変わってる…。

杏奈:「何ていうんだろう、写生とか風景画とかではなく、どっちかというとデザイン寄りになるんでしょうかね」

--ポップアートな感じなんだね。これ、何?

杏奈:「それ猫、猫です、猫」

--あ?

杏奈:「猫です」

--あ、うーん。はあ。…へえ。すごい。あ、なんかキュビズムか? お、ゴーギャンみたいだ。

杏奈:「どういう分野になるんだろ。キュビズムとか抽象画の方になるみたいですね。今、いろいろ挑戦しているので、何でもやってみようかなと思ってるんですけど」

--イラストレーションとアートの間みたいなのが多いかな。しかし、いろんなパターンを描いてるなあ。

杏奈:「まだ、ひとまとまりにまとめ切れてなくて。今はもう描きたい絵を自由に描くっていうスタンスで。アートの方は「ANNA RED」っていう名前でやってます」

--やってるっていうのは、どんなことやってるの?

杏奈:「まだ、世間に出してなかったんですけど、今年辺りから展示会とかもやってみようかなと思って」

--絵はいつ頃から描いてるの?

杏奈:「私ね、勉強したことないんですよ、アートに関しては。学校もずっと勉強ばっかり。数学とか理系の学校に行ってたので。なので、勉強はしたことないんですけど、好きで、ずーっともうちっちゃい頃から画材持ってて、持たせてもらってたんでしょうね、親に。粘土とか、絵の具とか、クレヨンとか、そういうの与えられてて、その範囲で遊んでたので、いつの間にか好きになって。まあ、好きだから描くし、描くから作品がたまるし。アーティスティックなこととか、個性的なことが好きで」

--現代アートが好きなのかな。

杏奈:「そうかもしれないですね。昔の歴史的な作品とかもすごいなって思うのありますけど、何ていうんだろう、お部屋に飾れるような元気が出る絵っていうのが、何か自分のコンセプトなんですよね」

--好きな作家さんは?

杏奈:「ピカソとか、ダリとか」

--絵画展とか行かないの?

杏奈:「今ね、どんどん行こうと思ってて。今までは、あまり人の作品に興味がわかなくて行ったことがなかったんですよ。それに、行って、自分が下手なのを実感して残念に思ってしまうかもしれないというのも嫌だし。でも最近、他の人に自分の作品を見てもらう機会が多くなったので。ネットに出すようにしてみたりとか、ファンページを一応作って、友だちから始まったんですけど。『いいんじゃない、杏奈ちゃんの絵、欲しいな』ってみんな言ってくれたんですよね。自分で気に入った作品は、あんまりあげたくはなかったんですけど、まあ、コピーしたり、絵葉書にしたり、いろいろ方法があるので。まあ、楽しんでもらえれば、そんなにいい顔して見てくれるんだったら、もっといろんな人に見てもらったらいいかなと思って。だから、見てもらう機会つくるのもまた面白いかなと思って」

--人の作品も見るし、自分の作品も公開していこうと。で、作品展も…。

杏奈:「今、目論んでるところです。年内にできたらいいなって思うんですけどね。今は、そうですね、何か友だちに頼まれてデザインしたりとかもありますし。絵、コピー作ったりとか、お店に飾らせてもらったりとかはしてますね」

--入れ歯作ったりできるんだから手先も器用なんだろうけど、例えば、アクセサリーとかさ。

杏奈:「あ、作ってますよ。ビーズとかね、ちっちゃい頃からやってて、今も作ったの付けることもありますし」

--あ、自分のために作る。

杏奈:「うん。販売はね、さすがにちょっと規模が大きくないとあんまりやっても…。友だちにあげるぐらいですね、ネックレスとか。でも、たまにですよ。メインはひたすら絵描いてますから。家だと、夜な夜なお絵描きです」

--夜な夜な絵を描いてるの?

杏奈:「もう家中、絵の具が…。描き始めると早いんですよね。トントン、トントンと」

--作品って何点ぐらいあるの?

杏奈:「20~30点はあるんじゃないかな。ちっちゃいのも含めてですけど。邪魔だからお店とかに飾らせていただいたり、家の壁に掛けてます。釘打って。置いてると邪魔なんで」

--お家はアトリエ化してる?

杏奈:「壁沿いにテーブル置いて、お菓子食べながら、反対側にテレビがあって好きな映画を見ながら、黙々と絵の具を出して描き続けるっていう環境に家ではいます」

--1枚仕上げるのにどのくらいかかるの?

杏奈:「ちっちゃいサイズなら、早ければ2週間ぐらいでできることもありますし、描き始めてから完成まで半年かかったとしても、実際に筆持ってるのは10日ぐらいだったりという時もありますし」

--寝不足にならないの?

杏奈:「まあ、時間ある時に、効率よく。撮影の前の日に夜な夜な絵を描いたりはしないです」

--ああ、そこはちゃんとしてるんだ。

杏奈:「考えます、考えます。スケジュール考えて。気兼ねなく描ける時に描くのがね、趣味ですね」

--さて、話を戻すと(笑)、会社員からモデルへの転身はそもそもスカウト?

杏奈:「一番最初はモデル事務所に、はい。スーツで歩いてて」

--スーツで歩いてたらスカウトされたの?

杏奈:「はい。仕事帰りだったか、仕事帰りに友だちと会ったんだか。それから、仕事をちょこちょこいただけるようになり。最初は“スタンドイン”っていう仕事をしてました。あの、CMとかPVとか、そういう画像を撮る時、テストで入る」

--本人の代役で。

杏奈:「本人の前に、試しで入って光とか合わせたり、大きさ見たりとか、それやらせていただいて。でも、下手くそなんですよね。すごい煌々(こうこう)と照明の当たるところで、やったこともないのにそんなカメラの前に…。しかも、有名な人が来られるので、セットもすごいし、スタッフさんも多いじゃないですか。最初からそこに行ってしまったので、すごい業界だなと思って。もう畑違いなので面白くてしょうがなかったんですよね」

--ふーん。

杏奈:「で、そのモデルさんもすごくきれいな方だから、まあ、何度かお会いして。で、まあ、その時は世界違うなって思いましたけど、そうやって使ってもらえる場所があるなら、またあれば行きたいなと思って。そしたら、あの、自分自体も、“本体”が出るようなちっちゃな広告とか、そういう仕事がもらえるようになって」

--“本体”(笑)。ジョアンナさん本体が出演する仕事ね(笑)。で、歯科技工士は…。

杏奈:「ばっちり辞めました!」

--それは大きな決断だな。

杏奈:「でもね、何かね、ちょっと、ちょっと違ったかなって思ってたんです、歯科技工士の方は。カラーが違ったかなと」

--ちなみに、モデル業としてはどんな仕事があるんですか?

杏奈:「えーっと、ウェブサイトとかでお洋服販売してるところが最初多かったですね。あの、身長そんなに高くないので、165なので。あの、写真の仕事が多かったです、最初から」

--そっちもいきなりモデルやったの?

杏奈:「ぶっつけ本番的な。何でできたんだろう…(笑)。でも、スタンドインの現場で、プロの方がやってらっしゃるのを見て、『あ、こんなタイミングで動けばいいんだ』っていうのはすごく勉強になったから、あれがたぶん根底に」

--スタンドインの仕事は結構何回もいろんなとこに行ってやったんだ?

杏奈:「その方が出演するとなれば、私が呼ばれて行くと。CMですね、主に。そこでその人が使われる時には私も使ってもらえるみたいな」

--あ、そういうもんなの?

杏奈:「うん。身長とか、背格好でそろえてるので。『この前来たあの子、ちょうどよかったから、またあの子で』って指名が来るんですよ」

--そこで、勉強したんだ。

杏奈:「うん。その方、モデルさんだったので。写真も、その場で撮ってるのもあって。“このくらいやらないと、こうは写らないんだ”とか。ちょっと横から見させてもらったりとかしながら、その時は勉強になり。あとは、知り合いのカメラマンさんとか、作品撮りとか。もう体験しながら覚えてった感じで。興味があってやってるので、勝手にどんどん吸収していく感じでずっとやってきましたね。で、何でか知らないけど、最近だと動画とかもやるようになって、しゃべったりするのはあんまり得意じゃないかもって思ってたんですけど、いきなりポンって放り込まれたりすると、意外とそれなりにまとまるんだと思って、ウェブの番組でMCやったりとか」

--あ、そうなんだ。

杏奈:「そういうのもやってましたね。今年の4月ぐらいまではエイベックスの音楽系Ust番組でMCを」

--カメラの前でしゃべるの、平気なんだ。

杏奈:「私、できないと思ってたんですけど。あ、でも、あれでいいとも言い切れませんけど(笑)。まあ、何とかなりましたね。どちらかと言うとしゃべり過ぎるくらいで(笑)。大概、時間を10分オーバー、お決まりの(笑)。で、あの、ミュージシャンの子が隣に来て、大体女の子なんですけど。ツイッターとかでそこでアップされるの読みながら、1時間しゃべってつなぐみたいな。2人で、まあ、もう1人の子ともよく一緒にセットで出されてたりとか、もう1人、3人でやったりとか。いろんな組み合わせで毎週出てましたけど。すごく楽しかったですね」

--この先、また機会があればやってみたいと。

杏奈:「うん。全然何でもやってみますっていうことにしてます。よほど、あの、むちゃ振りがなければ、積極性のみで生きてますんで(笑)」

--撮影会に出るようになったきっかけは?

杏奈:「撮影会はお友だちの紹介で始めたのがきっかけで。撮影会、嫌だったらたぶん続けないんでしょうけど、なんだかんだ楽しいので」

--楽しいんだ?

杏奈:「うん、面白いですね。何て言うんだろう。まあ、しょっちゅうやったら、そりゃ疲れるかもしれないですけど。月1とか、2カ月に1回とかやると、まあ、自分で衣装決めるっていうのもあって。私、ファッションも好きなので、コーディネート考えるのが楽しいんですよね。よく来てくださる方の傾向に合わせて、こんな感じにしようかなとか。ロケーション考えて、こうしようかなとか。要望に沿ってればうれしいんですけど、ちょっとわからないので、少なくとも上から下のコーディネートは、自分でまとまっているなと思うものを選んで行ってます」

--何かさ、撮られた作品見て、さっきのアートの方でインスピレーションとか、ある?

杏奈:「ありますよ。あのね、人の絵みたいなの描くんですけど、『これ、あなたですか?』ってよく訊かれるんです(笑)。それに、まあ、正直な話。自分が撮っていただいた写真見て、こう手とかポーズとか、そういうのを参考にする時はあります。あと、撮影の時に見た公園の風景を絵にしたこともありますし。何かね、自由っていうか…写真も、アートも。その時のフィーリングって、結構直結するとこがあるのかもしれない。感覚でものを描いたりするので」

--冒頭でも話してたけど、撮ってもらった写真は、撮った人によってぜんぜん違うでしょ?

杏奈:「カラーが違うんですよね、みんな。何か雰囲気読み取れるところが面白いなと思って。同じ場所で、同じ服で、同じ髪型なのに、何かこう伝わるものが違うというか。寂しげに写ってるのもあれば、ものすごく楽しそうに写ってるのもあったり。それが面白いですね。写真って、モデル始める前は全然興味がなかったんです。逆に写真で撮れないものを自分で描こうっていうので絵描いてたりしたんですけど。写真でしかできないものがあるとか、そういうのを感じるようになったのはカメラを持ってる人が周りに増えてからですね」

--それにしても、アートな人だったんだね。ロックな人かと思ってたんだけど。

杏奈:「音楽は一切できないです。好きですけど」

--聴くのが好きってことなんだ。

杏奈:「そうです。ロックとかね、あの、ガチャガチャしたの多いですね。賑やかなやつ、好きですね」

--すごい音量で聴くとか。

杏奈:できればやりたいんですけど、ご近所に怒られそうなんで、控えめに(笑)。運転しながら、B’zとか聴いてても制限時速を守ってますから、私」

--ふーん。でも、描く絵はロックじゃないよね。

杏奈:「うん。そういうテイストを入れてもいいかなと思うんですけど、何かお部屋に飾って気分が明るくなるような絵がいいかなと思って」

--ジョアンナさんの話を聞いてると、なにかゆったりした流れの中で生活してるように見える。

杏奈:「見えれば何よりです(笑)」

--現実はいろいろ忙しかったりするだろうけど…。

杏奈:「そう。いろいろあったとしてもね、『なんだか、あの子といると楽しいよね』って言ってもらえば、うれしいなと思って。それに、『いつも楽しそうだね』って言われたら、なにか勝ったなと思うんですよね(笑)」

--勝ったなって思うの(笑)。

杏奈:「そう(笑)」

--楽しそうに見えたら、やったぜって感じなの?

杏奈:「うん。もうね、楽しく毎日暮らしたいなと思ってるので。いかに楽しくてワクワクする毎日の予定を入れられるかっていうのが大事だと思うんです。楽しいことは自分でどんどん見つけていかないと、誰もくれないよと思うので」

--いやあ、楽しそうだなあ、うらやましい(笑)。

杏奈:「そういうのがないと、多分いい写真撮ってもらえないと思ってるから」

--ああ、そうか。自分が楽しくないと。

杏奈:「そう。いろんな経験をして、まあ、悲しいこともありますけど、絵を描こうが、モデルをしようが、どこかでバイトをしようが、全部リンクしてると思うんです。そういうのが外側に全部出てるんじゃないかなと」

--なるほど。ところで、絵を職業にすることはないの?

杏奈:「販売のお話もいただくので、1回してみても面白いかなと思って、今考え中。というか、どういう方法があるんだろうってお勉強中です。あとは、イラスト使わせてって言われたら、もう全然いいよって言って。最近だと、去年かな、お米作ってるお友だちがいるんですけど、『東日本大震災の被災地にお米をパック詰めにして送りたいんだけど、杏奈ちゃんの絵貼ろうかな』って言ってくれて。それで、田園風景のイメージで絵を1枚描いて、そのお米のとこに貼ってもらったんですよね。私、絵を描いただけですけど、被災地でふと目に入った時、その絵でちょっとでも明るい気分になってくれたらいいなと思って…」

--モデルの方は続けていく…んだよね?

杏奈:「続けます。できる限り。歳を取ったら、主婦役とか、お母さん役をやればいいわけですし。別に、あの、手広くというよりは楽しんでできる仕事をひとつずつやらせてもらえる機会があれば、それに合わせてモデルをできればいいなと思って」

--なんか余計な力が抜けていて、いいね、それ(笑)。

杏奈:「うん。楽しいですよ、間違いなく今は」

--何事もポジティブでないと。

杏奈:「極度のプラス思考だと思います、私(笑)」

--そのようだね(笑)。

杏奈:「相当(笑)」

+゜*†* [◎] パチリ  .。*†*。.+゜*†* ・.。*

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城 杏奈

Anna Jo

2月23日生まれ、大阪府出身。広告・Web・雑誌のモデルとして活躍中。2011年には「UNIQLOOKS2011 Summer Contest」で大賞を受賞。現在は、Photoworkshop GrandBlueに所属し、Workshopにもモデルとして出演。

●城杏奈公式ブログ
http://ameblo.jp/anna-red/



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