「撮影会の女神さま」File.033廣田 怜

File.033廣田 怜

－－怜ちゃんは、雑誌の読モとかやってるんだって？

怜：「『Popteen』とか、『Nicky』とか」

－－じゃあ、雑誌には結構出てる？

怜：「ちょこちょこぐらい。でも、決まってるものとかはないです」

－－でも、あっちこっち顔が出てると、「あれ、この子って誰？」みたいなことない？

怜：「ないですね（笑）。本当に（写真が）ちっちゃいんで、もう見逃すぐらいの」

－－そういう仕事はいつからやってるの？

怜：「雑誌とかは１年前ぐらいですね、ちょうど」

－－今、いくつ？

怜：「今18です」

－－18？ 高校は卒業したってこと？

怜：「いや、まだです。高校生です」

－－高校生なんだ？

怜：「はい（笑）」

－－あの怜ちゃんさ、何か楽しそうだね。

怜：「（笑）何かいつも笑っちゃうんです」

－－いつも笑ってるの？

怜：「（笑）」

－－えーと、出身地は…。

怜：「東京です。あ。出身地って生まれた所ですよね？」

－－うーん、まあそうだね。

怜：「違うんですよ。本当に生まれた所は埼玉県なんですけど、でももう生まれただけで、すぐ東京です（笑）」

－－すぐこっち来た。じゃあ東京でいいんじゃないかな。

怜：「東京で、東京です（笑）」

－－東京都出身ね。そっか。１年ぐらい前からティーン誌のスナップとか、読モをやってるんだ？

怜：「はい。でも最近はちょっと呼ばれなくなっちゃったんですけど（笑）」

－－ええっ、呼ばれなくなっちゃったの？

怜：「今『Nicky』ぐらいしかない。『nuts』出てない。『nuts』は商品の…座談会っていうのか、商品を開発…」

－－え、商品開発？

怜：「開発っていうか、読モたちが集まって、何かこう提案し合うみたいな。こういう商品がいいって…」

－－意見を言い合って。

怜：「はい。そういうので出させていただきました」

－－ちなみにどんな商品の？ それもう発売されてる商品？

怜：「はい。えっと、何かやせるジェルみたいな、熱くなるジェルっていうやつを、その『nuts』の専属モデルで平沼ファナちゃんっていう子がいるんですけど、その子と読モで開発して。あとは着圧タイツっていうんですか。…何かダイエット系グッズが多いんですけど」

－－そういう新商品の開発の途上で意見を言い合うんだ、読モが。

怜：「はい」

－－それ反映されるの？

怜：「アンケートを書いて。でもそんなに反映されてないと思います（笑）」

－－おいおい！ …ま、とにかく、意見言い合ったりしてるのが誌面になってると。

怜：「はい、そうです」

－－じゃあいっぱい意見言えば、記事でも目立つという。

怜：「ああ、はい（笑）」

－－そこは頑張るんだ？（笑）

怜：「はい。頑張って考えてます」

－－それにしても何話してても楽しそうだな、怜ちゃん。ところで、撮影会モデルはいつから？

怜：「去年の11月…？」

－－読モとかやってて、それで撮影会モデルもやってみないって言われた？

怜：「はい、そうです」

－－誘われて、即決？

怜：「やってみよう（笑）。読モとかやり始めたばっかりだったんで、ポージングとかも全然できなくて、そういう練習にもなるって聞いて、『ああ、いいな』って思って。撮影会」

－－じゃあ、読モやる前は、普通の学生生活？

怜：「はい」

－－読モをやろうと思ったのはどうして？ スカウトされた？

怜：「『Popteen』で、“おかりえ”ちゃんっていうモデルの子がいまして」

－－おかりえちゃん？

怜：「松岡里枝ちゃんって子なんですけど。“おかりえ”ちゃん。“おかりえ”ちゃんに会えるってファンサービスの企画がありましてですね（笑）」

－－ありまして、うん（笑）。

怜：「それで会いたくて、その子ブランド今立ち上げてるんですけど、その子のブランドの服を着て、一緒にスナップ撮ってもらうっていうのに参加したら、そこで」

－－イベントへ行ったのが読モのきっかけになったんだ？

怜：「はい、そうです。高校生の企画に誘われて。黒髪の子でも頑張ってるよっていう企画です」

－－黒髪でも頑張ってるって、黒髪は流行ってるんじゃないの、むしろ。

怜：「『Popteen』はギャル誌なので」

－－やっぱり髪の色が明るい人がもてはやされる？

怜：「でもかわいいですよ。髪色が明るいと（笑）」

－－で、怜ちゃんはずっと黒髪なの？

怜：「夏休み以外は黒髪です（笑）」

－－夏休みはどうなってるの？

怜：「去年の夏休みはピンクだったんですけど、でも速攻で落ちて金になっちゃいました（笑）」

－－ピンクにしてみたかったんだ？

怜：「はい。でも3日で終わっちゃったんですよ（笑）」

－－読モ、ピンクで出てたんだ？

怜：「でももう、すぐに落ちちゃったんで、金髪の状態です」

－－じゃあ、本当は髪の色をいろいろアレンジしたいと。

怜：「はい、やりたいです」

－－しかもピンクとかなんだ。わざわざ（笑）。

怜：「いやー、何かあんまり人とかぶりたくないじゃないですか（笑）」

－－じゃあ、この夏休みまたすごい色にするんだ？

怜：「いや、でも今年は3年生なんで、これでいきます（笑）」

－－2年生も3年生も、夏休みなら関係ないんじゃないの？

怜：「あの、オープンキャンパスとか行くので。考えています、学校を」

－－ああ、学校見学に行くのか、進学希望なんだ？

怜：「そうですね、専門学校です。一応、美容系」

－－美容系？

怜：「はい、髪をいじりたいなっていう」

－－人の髪を？

怜：「はい」

－－美容師になりたいの？ それともヘアメイクさん？

怜：「美容師というよりも、ヘアメイクさんの方がいい」

－－ヘアメイクさんになりたいんだ？

怜：「はい」

－－何で？

怜：「友だちとか、髪の毛をアレンジしてあげたりすると、みんな喜んでくれるんですよ。それがうれしいなって」

－－うれしいんだ。メイクの方は興味あるの？

怜：「ありますけど、人にはできないです」

－－そっちは学校行ってから、という。

怜：「はい。なんか怖いです。アイライン引く時とか、目にブシュッみたいな（笑）、なったら怖いと（笑）」

－－ブシュッて（笑）。学校で友だちの髪をアレンジしてあげたりするんだ？

怜：「はい」

－－それが楽しい？

怜：「楽しい（笑）」

－－うまいんだ？ 得意なんだ？

怜：「得意な方だと思います………微妙です（笑）」

－－微妙？（笑） 友だちも「ちょっとやって」とかって言ってくるんでしょ？

怜：「はい。でも普段とかじゃなくて、文化祭とか、学校行事の時とかだけなんですけど」

－－友だちには、明るい色の髪の人とかもいる？

怜：「同じ学校にはいないですけど」

－－同じ学校は黒髪ばっかり？

怜：「そうです」

－－そういう学校で、読モやったり、撮影会モデルしたりしてて大丈夫なの？

怜：「大丈夫です。でも、学校にあんまり知られてないというのもあるんですけど」

－－友だちも知らないの？

怜：「は、知ってます」

－－友だちは知ってるんだ。で、いいなとか言ってるの？

怜：「はい。『見たよー』みたいな（笑）」

－－見たよって、どこで？ ウェブ？

怜：「何か名前で検索すると、画像が出てきて、それで見たみたいな（笑）」

－－それでかわいいねとか。そういうことは言わないの、友だちは。

怜：「気取ってんじゃんみたいな（笑）。そんな感じ」

－－撮影会の時は、自分で髪をアレンジしたりとか。

怜：「やってますね、一応」

－－私はこれが似合うという髪形は？

怜：「は、ないです（笑）」

－－ないの。ツインテールにしてみるとかさ。

怜：「ツインテール、1回しました」

－－ツインテールの位置は高いわけ？

怜：「はい、位置これぐらい」

－－かなり高いんだ。

怜：「はい、高く」

－－ツインテールの位置が高いやつを、鏡で自分で見て、どう思う？

怜：「最近、本当に似合わなくなってきたな（笑）」

－－最近ってどういうこと。

怜：「違うん…違う。高校1年生の時とかは…」

－－「やべー、かわいい」みたいな（笑）。

怜：「まあいけるかなっていう感じだったんですけど（笑）、最近はもう、友だちとかの前では絶対にできないですね」

－－それは友だちがあれじゃない、何か言うからじゃないの。何やってるのとか。

怜：「おまえ何やってるのみたいな。そんな感じです」

－－そうなんだ。学校は男女共学なの？

怜：「はい、共学です」

－－じゃあ男の子も見たりするんだ、ネットで。

怜：「は、あんまり見ないんじゃないですかね」

－－見てんじゃねえの、実は。

怜：「見てる…見てないと思います（笑）」

－－それで「やべえ、かわいいな」とかさ。男の子同士で「見た？」とかってやってるよ、きっと。

怜：「（笑）うわー、めっちゃそれうれしい」

－－あ、うれしいのか。やったぜみたいな？

怜：「やったぜ！（実際、楽しそう）」

－－撮影会に訪れたカメラマンたちがアップした写真が掲載されてるんだもんね。

怜：「そうですね。みんなうまいんですよ、お客さん。特にうまい人、お客さんがいて、その人のファンもいて、そのカメラマンさんに。もう自分じゃないみたい。すごいうまいです」

－－撮影会で撮った写真をアップすると、「アップしましたよ」って知らせてくれる？

怜：「プリントをくれたり。あと、アルバムもありました。すごいんですよ。ああ、持ってくればよかった」

－－そういうのもらったらうれしいもの？

怜：「うれしいです。何かもう、ほほほーんみたいな（笑）」

－－そんなにうれしいんだ？

怜：「うれしいです（笑）」

－－今まで何冊ぐらいもらったの？

怜：「その写真集のすごいやつと、あとファイルにめっちゃパーッて入ってるやつ。その人からは2冊もらいました。おばあちゃんにも見せたんですよ。めっちゃ喜んでました」

－－おばあちゃんも喜んでたか。

怜：「きれいに撮ってもらってるねって言ってました」

－－あと画像でくれる人もいる？ ディスクとか。

怜：「パソコンはあまり強くないので…弱いです（笑）」

－－パソコン弱いの？ ブログは…。

怜：「携帯です」

－－そうだよね、携帯だよね。女子高生とか、携帯打つの速いもんな。

怜：「いや、遅いです（笑）」

－－え？ へえ…それじゃ大変だね（笑）。

怜：「そうですね。ブログもくだらないことばっかり書いてるのに、すごい時間かかるんです」

－－パソコン弱いと、「ブログにあげましたよ」と言われても…。

怜：「来ます、よく。twitterとかで、ブログにアップしましたって言ってくれる人とかいます」

－－それは携帯で見るの？

怜：「携帯です」

－－ちっちゃいの見てるんだ。

怜：「ちっちゃく見てます」

－－写真をもらった時、次の撮影会に役立ててる？

怜：「これは何か似合わないポーズだとか思ったら、次は控えるようにしようとは思ってるんですけど、実際撮影会になると忘れてます（笑）」

－－自由でいいねえ（笑）。

怜：「もう自然体なんで、いつも」

－－撮影は個撮が中心？

怜：「個撮が多いです。囲みはやったことないです」

－－こっちからこっちへ目線をがーっと流していくとか。

怜：「怖いっすね（笑）」

－－個撮だと、常連さんが多い？

怜：「常連さん多いです」

－－ちなみに来るカメラマンさんって、年代的にはどのぐらい？

怜：「お父さん世代（笑）」

－－お父さん世代か。

怜：「でも、20代の人も、60代の人もいます。おじいちゃん。ほんわかです（笑）」

－－屋外とスタジオだとどっちが好き？

怜：「スタジオの方がいいですね。特に夏は暑いし、日焼けしちゃうじゃないですか。私すごい真っ白くなりたいんです」

－－真っ白くなりたいの？

怜：「でも焼けちゃうんですよ」

－－真っ白くなるってどうするの？

怜：「真っ白いとかわいいじゃないですか。透明感というか。真っ白くなったことないんですけど（笑）」

－－ふーん。それでカメラマンさんはみんな優しい？

怜：「優しいです。よく撮影しながらお話ししてくれます」

－－お話しするの？

怜：「はい」

－－怜ちゃんの方からも気さくに話しかける？

怜：「はい。ずっとしゃべってます（笑）。だからもう撮影会、すごい短く感じます、いつも」

－－おしゃべり会になってるとか。

怜：「いや、撮ってます、撮ってます（笑）。でもすごい速い人、います。パー、ピシャピシャピシャーって」

－－えーと、連写する人ってことかな？（笑）

怜：「あ、連写、連写の人います。速いです」

－－そういう時、ポージングも忙しく変えるとか？（笑）

怜：「大丈夫、速くっても（笑）」

－－でもファッション誌みたいなポージングじゃなくて、ナチュラルな感じっぽいよね。

怜：「全身で撮る時とか、ファッション誌っぽいポーズにしよっかなあ（笑）」

－－しよっかなあ（笑）。じゃ、こうやって、すごい勢いでポーズ変えるの？　パシャ、パシャって。

怜：「アハッ！」

－－アハってか。こんなふうに連続でポーズ変えてると、途中で、「あれ、今のおかしかったな」とかないの？

怜：「あ、でも、ありますね（笑）。『手の位置、おかしかったな』っていうのは思います、後で。でも、なんだかんだ、いい、たぶん大丈夫です（笑）」

－－撮影されてる時も、そんなふうにずっと笑ってるの？

怜：「笑ってますね、大丈夫ですかねえ（笑）」

－－ずっと笑ってて、口許が疲れることはない？（笑）

怜：「ない（爆）。疲れたくはないです、逆に」

－－夜になると、この辺（頬）がだるいとかさ。

怜：「それはないです（笑）」

－－それはないんだ。

怜：「ないです。逆にしゃべってないと、どんどん緊張していっちゃう。最初とかも、はあ、みたいな」

－－じゃ、無口な人だとしても、自分からもうワーッとしゃべっちゃう？

怜：「そうなんですけど、私、言葉が、何かうまくないんで（笑）」

－－うまくない…。

怜：「何かしゃべりかけても、すぐ終わっちゃいますね。結構、相手側から話しかけてくれたり、ブログのこととかも話してくれたりするんで、答える側の方が多いと思います、たぶん」

－－ふーん。答える側のほうが多い。だから話しかけてくれるといいなあ、ってことかな。

怜：「ああ、そうです、そうです。話題なかったら、何か作ろう…、話、作ろうって思うんですけど、自分でいざ言ってみたら、すぐ終わります（笑）」

－－常連さんが多いようだけど、新しい人も歓迎なんだよね。

怜：「そうです、ウェルカムですね（笑）」

－－服は自前なんだよね。

怜：「そうですね。だから、着回しできる服が多いですね。荷物が多くなるんで」

－－じゃ、上だけ替えてとか？

怜：「はい。え、でも、そんなには着回しとかないです（笑）」

－－どっちなんだ？

怜：「ファッション的には普通、普通ですね」

－－荷物になるの、嫌なんだ？

怜：「そうですね、何か…（撮影会の）帰りに渋谷とか歩く時に、やっぱり荷物多いと邪魔じゃないですか」

－－服とか買い物してる時、「あ、これ、撮影会に着ていったらいいかも」とか。

怜：「あ、思います。何か普段あんまり着れない服とかを、そこで着たいから、買おうっていうのはあるんですけど。でも渋谷の109では買えないんですよ」

－－何で？

怜：「高いからです」

－－あ、高いから。

怜：「だからそれに似てる服を、原宿とか古着屋さんとか、安いところでみっけて」

－－ふーん。あ、そういうもんなの？

怜：「そうです」

－－何か東京の女子高生は、みんな渋谷で買ってるようなイメージだが…。

怜：「えー、あ、でも友だちはそうですね（笑）」

－－全部109で買ってるようなイメージだが、それは極端な先入観か。

怜：「すごい貧乏性なんですよ、私（笑）」

－－貧乏性なの？具体的に言うと？

怜：「何か服とかも何百円とか、そういうのが多かったりとか」

－－何百円の服？

怜：「そうです」

－－ユニクロじゃなくて？

怜：「ユニクロじゃなく。昔、しまむらでも高いと思ってましたもん（笑）」

－－じゃ、賢く買ってるってこと？ 服？

怜：「そうですね」

－－通販では買わないの？

怜：「あ、通販でも買います、たまに」

－－通販は安いんだ。

怜：「安いですね、通販は」

－－でも通販で服が来たら、「わあ、違うぜ」とか、「こんなはずじゃ…」とか。

怜：「ああ、ありますね。でも、まあ、着よう、みたいな（笑）」

－－撮影会で着た服はその後、私服になると。

怜：「普通に普段着になる服は。常連さんによっては、ちょっとブリブリ系みたいな…」

－－ブリブリ系って何？（笑）

怜：「何か、あのう、フワフワ系…」

－－フワフワ系？（おじさん、もうわかんない）

怜：「スカートがめっちゃフワーッてなってるやつとか。普段着にならなさそうなやつとかも撮影会で着てました」

－－個撮だと「今度こういう服持ってきて」というリクエストもある？

怜：「その前の撮影会で、『次撮る時はこんな感じがいいなあ』って言われることは」

－－そしたらどうすんの？

怜：「そんな感じなの…」

－－をお店に探しに行く？

怜：「を、タンスの中から（笑）」

－－あ、タンスの中から探すんだ（笑）。じゃ、極端なリクエストとかはないんだ。「次はゴスロリで」とか。

怜：「それはないですね、ゴスロリはないです。制服はあります。ボロボロのローファーと（笑）。今新しくなったんですよ、ローファー」

－－撮影会ではボロボロだったの？

怜：「その撮影会のために、さすがにこのボロボロはヤバいって思ったんで、黒マジックでごまかしました（笑）」

－－黒マジックで塗って？

怜：「あと接着剤で（笑）」

－－それ、学校に履いていってたの？

怜：「そうです」

－－へえ、物持ちがいいってことなの。

怜：「お姉ちゃんからのお下がりで。もう、その時、5年間…」

－－靴って、お姉ちゃんからのお下がりってあんの？

怜：「あります（笑）」

－－あるんだ（笑）。

怜：「あります。お姉ちゃんも足ちっちゃいし、私も足ちっちゃいから、ちょうど合って」

－－お姉ちゃんはもう学校を卒業したから、ローファーはいいやって。

怜：「あ、そうです、そうです。ま、節約ですよね（笑）。中学校とかでも、全部お下がりだったし、体育着とか制服とかも全部」

－－あ、そうなんだ。ま、苗字同じだしね（笑）。

怜：「そうです。姉妹なんで、やっぱそこは。でも姉ちゃん、ちっちゃかったんで、体操着、ちっちゃかったんですよ」

－－窮屈だったんだ。へえ。じゃ、その窮屈な感じで撮りたいんですけど、って言われたらどうすんの？（笑）

怜：「そう、そう、そういう人はいないです（笑）」

－－そういう人はいないよね。ごめんね。

怜：「窮屈…。そこまで窮屈じゃないですけど（笑）」

－－ところで、今、どのくらいの頻度で撮影会に出ているの？

怜：「月1、2回ぐらいです」

－－1、2回じゃ物足りないってことないの。

怜：「いや、1、2回ぐらいが、私はベストかなって思ってて」

－－あ、そうなんだ。

怜：「予約制なんで、いっぱいやったら、予約してくれる人もいなくなっちゃうかなって。たまにぐらいがいいかなって」

－－やればやったで、予約してくれる人増えるんじゃない？

怜：「絶対今までたまたまなんで。たまたま何かその日が空いたから、じゃ、入れようみたいな感じだと思うんですよ。そんないっぱいやったら、もう撮らねえよ、みたいになっちゃうじゃないですか、お客さんは（笑）」

－－1日で何部制なの？

怜：「4部制です。個人撮影会の時は4人。たまに同じお客さんが1、2部連続でということもあります」

－－4部続けてやったら、疲れるでしょう？

怜：「いや、でも、『これやったら、帰ってアイスが食べれるぞ』みたいな（笑）。なんか、その…」

－－あ、そうか。アイスが好きだったんだよね。

怜：「そうです（笑）。アイス、大好きです」

－－アイスって何、どのアイスが好きなの？

怜：「私、いちばん好きなのはチーズスティックのプレミアムなんですけど」

－－ごめん、何、チーズスティックのプレミアムって、何のシリーズなの？

怜：「何か、チーズスティックっていうやつが3種類あってですね。値上がりしたんですよ。126円から137円とかになっちゃった。ま、どうでもいいんですけど（笑）」

－－そこ、大事なとこなんだ（笑）。

怜：「大事です（笑）。でも、安いアイス屋さんが、今近くにできてですね。そこでかため買いしてます。何か60いくらとか、80いくらとか」

－－安いアイス屋さんっていうのもあるの？

怜：「アイス屋さんっていうか、何か小さいスーパー…。スーパーなんですけど、そこのアイスコーナーで（笑）」

－－そこに、そのチーズスティックの何だっけ。

怜：「チーズスティック、プレミアムチーズスティックがいちばんうまい（笑）」

－－プレミアムチーズスティックがいっぱい売ってるんだ、そこに。

怜：「そうでもないんですけど（笑）」

－－（笑）。そうでもないんだけど、時々入荷するんだ。で、かため買いしてる。

怜：「そうです、そうです（笑）。売ってた時は買って」

－－ただし、チーズスティックがない時は別のアイスだ。

怜：「チーズスティックは、限定品というか、あんまり出ないんですよ。1年に何回かシーズンが来るぐらいで。チーズスティックと、プレミアムチーズスティックと、カマンベールチーズスティックっていうのがあるんですけど。カマンベールチーズスティックはおいしくないんですよ。チーズスティックとプレミアムチーズスティックは、あんまり変わんないんじゃないかって思うんですけど、一緒に食べると、あ、プレミアムだなあ、みたいな感じなんです（笑）」

－－チーズスティック以外は食べないの？ アイス。

怜：「あ、食べます、食べます。森永の練乳氷とか。あとプーさんのはちみつサンドアイスっていうのがあるんですけど、それがすっごいうまいんです」

－－ソフトクリームとかは？

怜：「好きです。あ、今日、今日、そのソフトクリーム食べました！」

－－アイス、ほんとに毎日食べてるの？

怜：「毎日食べてます、月…。あ、月じゃない。1日1回1個は絶対食べて、2個か3個は…」

－－2個か3個も食べんの？

怜：「食べます（笑）」

－－アイスはウエイト的な部分に、何か影響を及ぼさないの？

怜：「アイスは、アイスはそんなに…ないですよ、アイスは。アイスはね、アイスはないですけど、それはお菓子ですよ。お菓子やめたから、ちょっと痩せたんです、私。でも今日食べちゃったんですけど（笑）」

－－お菓子も食べるんだ。

怜：「お菓子は…。そうです、食べ始めちゃって、すごい太っちゃって。高校生活で10キロ、違うんですよ（笑）」

－－えっ？

怜：「いちばん最低と最高が」

－－いちばん多かったのはいつなの。

怜：「いちばん多かった時は、今年の誕生日ぐらい。そうそう、4月、4月…」

－－割と最近では…。

怜：「ピークです」

－－撮影会は…？

怜：「そうです。それで、もう丸々。そのお客さんのブログを見に行ったら、もうすっごい丸々で、顔が。ヤバかったです（笑）」

－－ヤバかったんだ。それで今は？

怜：「今2キロぐらいしか減ってないんで（笑）」

－－じゃあ、高校生活の中で、今より8キロぐらい痩せてた時もあったんだ。

怜：「そうです、そうです（笑）。去年の夏とかは痩せてました（笑）」

－－ま、あんまり気にしないんだ？

怜：「気に、気に…。気にしてます（笑）」

－－気にはしてるけど、ま、それはそれとしてアイスは好きだと。

怜：「アイスはやめられないです、もう。中2の冬から、ずっと食べてるんですけど」

－－冬も食べるんだ、アイス。

怜：「そうです、絶対食べます」

－－毎日？

怜：「はい。食べないと、何かイライラしちゃうんですよ」

－－何でそんなことすんの、あなた（笑）。

怜：「違うんですよ、もう、やめられないんですよ」

－－そういうものなのか…。

怜：「何かダイエットのためにやめようとか、前思ったんですけど。やっぱ、だめでした、もう、イライラしてきちゃうんです」

－－イライラしてきちゃうんだ、アイス食べないと。

怜：「そうです。常に冷凍庫の中にアイスがないと、何でないのみたいな」

－－じゃあさ、撮影会でさ、アイス、買ってきたよ、なんて言うとたいへん喜ぶわけ？

怜：「そうです（笑）。だけど、それが1回もないです」

－－あ、1回もないんだ。

怜：「ほしいなあ、そういうの」

－－おーい、誰かこの子にアイス買ってやってくれ（笑）。

+゜*†＊ ［◎］ パチリ　 .。＊†＊。.+゜*†＊ ・.。＊