「撮影会の女神さま」File.034日向恵理
撮影会のモデルとして活躍する「女神さま」を紹介!
File.034日向恵理
★今月のゲストは、子役から芸歴10年の17歳、キュートな日向恵理ちゃん。
--恵理ちゃんは子役出身なんだって?
恵理:「そうですね。一応」
--いくつぐらいから始めたの?
恵理:「小学校2年生ぐらいから中学校の受験ぐらいまでですかね。ずーっと子役の事務所にいて、受験をきっかけに辞めたんですけど、で、高2ぐらいからまた探し始めて、今の事務所にお世話になってます」
--じゃあ、受験準備してる間だけ一時的にお仕事控えてたと。
恵理:「そうですね、そうなんです。子役の事務所だったんで、だんだん中学生になってくると仕事の量が減ってきて。それにちょっともうデカイかなと思って」
--デカイ?
恵理:「もうちょっと大人に紛れようと思って(笑)」
--子役時代はじゃあいろんな仕事してたってこと?
恵理:「あれもうほんとになんか、子役と言っても、道を歩いてる女の子役とか…」
--それはドラマとか。
恵理:「昼ドラとかに。あと、ちっちゃい子のカタログだったりとか」
--洋服とかの?
恵理:「そうですね。あとはCMだったりとか。そういうのが多かったですね」
--親御さんがそういうことに熱心だった?
恵理:「お姉ちゃんがまず最初に劇団に入ってて、それに憧れて事務所に入ったんですけど。ただ劇団はダンスとかがあって、ちょっとダンスは苦手で。で、事務所に入ってモデルをやりたいなあ、って最初は思ってたんですけど。そこから、女優をやりたいなと」
--高校に入って事務所を探して、今の事務所に入ったと。
恵理:「なんかいろいろ探したんですけど、書類で受からず、っていう時にちょっとスカウトがきたので、あっ、て思って」
--スカウトされたんだ?
恵理:「お姉ちゃんが出てたライブの会場で前のマネージャーさんに会って。それで紹介してもらったんです」
--もう結構お仕事されてるんですよね。
恵理:「されてるんですかね(笑)」
--お仕事やりつつの、撮影会にも出演しているということで、恵理ちゃんにとって撮影会ってどんなところ?
恵理:「私は雑誌に出るのが結構夢だったりするので、その時のためのポージングの勉強の場だったり。あとやっぱりお客さんとコミュニケーションが取れたらいいな、っていうのもありますね」
--お客さんとコミュニケーション取れた方がいいの?
恵理:「やっぱ取れた方が。ブログとかで一方的にコメントとかを書いてくれる、でも最近結構コメントの返事をしなくなってきちゃってるので…忙しくて。で、そういう所で取れたらいいな、っていうのと、ですね。あと撮影会にしか来てくれない人もいるので」
--撮影会っていつから出てるの?
恵理:「去年の夏ぐらいからです」
--いま、いくつなんだっけ?
恵理:「17です。10月に18になります」
--そうか。17歳だけど、芸歴は10年くらい。
恵理:「そうですね(笑)。結構…」
--すごいっすね~。
恵理:「いやいや、全然(笑)」
--今、高校生ってことだね?
恵理:「今夏休み中で(取材は8月)、もうすぐ学校が始まります」
--学校行きつつ、仕事しつつ、撮影会も出てるんだ。
恵理:「撮影会もやりつつ…結構忙しいですけど、3年生なんで授業があんまりないんですよ。だから割と今年は楽ですね」
--卒業したら、もうお仕事一本って感じなの?
恵理:「はい」
--今、どのくらいの頻度で出てるの、撮影会。
恵理:「月1回くらいです」
--恵理ちゃんの出演しているsmooth TOKYO撮影会って、どんな感じの撮影会?
恵理:「ガッツガッツ撮る人が多いですね。もうカシャカシャカシャカシャっていう人が結構いっぱいいます(笑)」
--カタログの仕事してたくらいだから、撮影は慣れたもの?
恵理:「え、でもやっぱり撮影会ってなると、一般の方に撮られるので、やっぱりちょっと違いますね。最初はちょっと緊張しました」
--そういうもんなんだ。
恵理:「『撮影会』って何だろう? ぐらいの。聞いたことがなかったので」
--こういうのがあるってこと自体を。
恵理:「そうですね」
--出演してみたら?
恵理:「なんか囲まれて、撮られて、みたいな。おーって思って(笑)」
--囲まれて撮られて何だこの変な風景はみたいな(笑)。恵理ちゃんは個撮はやってない?
恵理:「集団で」
--集団で(笑)。時間決めて。
恵理:「時間決めて、1人ずつ並んで、ローテーションで、みたいな」
--あと1分です、みたいな。
恵理:「ほんとにそんな感じですね。あと1分です、みたいな感じで。ピーってなってこう」
--ちなみに一人の持ち時間って何分ぐらいなの?
恵理:「人数にもよるんですけど、大体1人30秒から1分ぐらいですかね」
--ええーっ、30秒から1分ぐらいだと、順番が来た時に、ああしてこうして、って指示する時間、ないね?
恵理:「はい。あんまりないですね。それよりは自分で動いて、で、目線あっちにしてとかのほうが多いですね。たまに言ってくる人もいます。やってると、ほんとに数枚しか撮れずに終わっちゃうんですけど」
--急いで撮ってるんだ、みんな。
恵理:「みんな急いでますね、結構。カシャカシャカシャって」
--すごい連写したりとかしてる?
恵理:「ああ、連写います」
--連写されるとどうすんの、ポーズ。
恵理:「もうなんか自由に動いちゃいますけど、ずっと。スピードが速すぎて追いつけないので(笑)」
--じゃあ、今の一連のコマ、同じじゃね、ってことないの?
恵理:「うーん。思いますね(笑)。タイミングを合わせて1カットずつっていう人が多いですけど」
--じゃあ恵理ちゃんがポーズを取ったら、撮るっていう感じ?
恵理:「そうですね。カシャって音が聞こえたら動いて、カシャ、動いて、みたいな」
--逆に間合いが長すぎる人もいる?
恵理:「ピントを合わせてるのか、ずーっと止まってる時もあります(笑)」
--リズムが崩れる?
恵理:「そうですね…まあ、それはなんとか」
--そういう時はあれですか。やっぱり腹ん中で、「おい、早く撮れよ」って思ってる?(笑)
恵理:「いや(笑)…若干…ちょっとこう引きつってきたりするんですけど。でもそこは耐えます(笑)」
--まあ、でも人によって全然違うでしょ。同じカメラ持っててもね。仕上がりも違うでしょうし。できあがった写真、見ることあるでしょう?
恵理:「あ、あります。前回の撮影会の写真持ってきたよ、とか言ってくれる人とか」
--ちなみに、そのくれるっていうのはプリント?
恵理:「ああ、それぞれですけど、ほんとちゃんとファイルに入れて、こういうちっちゃい。毎回ファイルに全部入れて、ディスク付きでくれたりとか」
--ああ、画像データを入れてあるディスクもくっついてくるんだ。
恵理:「そうです。くっついてきたりとか…」
--すごいサービス精神だね。
恵理:「あと普通にこう大きいプリント何枚か、ポポポポンてファイルに入れてくれる人もいますし、それぞれですね」
--写真集は?
恵理:「写真集…」
--ネットで作る写真集とか。
恵理:「は、たぶん今んとこないですね」
--今んとこないんだ。
恵理:「もらってるのを見たことはありますけど。他の子が(笑)」
--ああっ、他の人が(笑)。恵理ちゃんにはいつ、誰がくれるんだろう?(笑)
恵理:「ちょっと楽しみ。って書いてもらったら、もらえるかな(笑)」
--他の人が…っていうことは、じゃあモデルさん何人かで撮影会やってるんだ。
恵理:「そうです。他のモデルさんがいる時もありますね」
--スタジオですか、それは。
恵理:「屋外とスタジオです」
--屋外だったら、公園?
恵理:「公園ですね。一部、二部が公園でやって、三部、四部がスタジオに移動して、みたいな」
--恵理ちゃんは一部から四部まえ出ずっぱりってことだよね?
恵理:「そうですね、お昼ぐらいから8時ぐらいまでですね」
--そんな遅くまでやるの? 大変だね。だいたい一部につき、何人くらいいるの?
恵理:「でも、野外はこの季節だとあんまり…」
--夏はね。
恵理:「みんな暑いから、来たがらないですね…1人、2人、3人ぐらいですかね」
--この季節でも野外でやるの?
恵理:「やりますね。明日も撮影会ありますけど、野外です」
--ああ、そうなんだ。もうこんな汗ダラーッみたいな。
恵理:「もうダラッダラで(笑)、カメラマンさんも私もダラダラでやってますね。だから、なるべく日陰を選んで撮ってます」
--汗はどうしようもないもんね。
恵理:「どうしようもないですね。なんか逆にそれがいいって言われた時もありますけど」
--あ、ああ(笑)。まあ、それもいいよね。髪の毛ビシャッと…。
恵理:「ビシャッとまではちょっと(笑)」
--あ、そっか(笑)。髪型とかも工夫するの?
恵理:「そうですね。ただ、野外の時は結構、巻くのとかが使えないので、普通に下ろしてて、スタジオになったら、巻いて、結んで…とかですね。朝、家で巻いていっても、着いた頃には取れちゃうんですよね」
--もう顔も溶けちゃって。
恵理:「溶けちゃって、汗で(笑)」
--で、直すとこないじゃん、公園って。
恵理:「そうですね、結構トイレとかでパパパパッとやって」
--“にっこり”現れると。
恵理:「そうです。結構“べっとり”しちゃうんですけど(笑)」
--虫とかは?夏の屋外撮影。
恵理:「あっ、虫さされがすごいですね。smoothさんだと、日焼け止めのスプレーと虫さされのスプレーを用意してくれてるんですけど、でも刺されますね」
--うん。
恵理:「前、顔に刺されたことがあって」
--蚊に?
恵理:「蚊に」
--ああ。
恵理:「撮ってる時に」
--うん。あっ、すごいね、それは。
恵理:「そう。この時期結構、蚊がすごいですね」
--顔刺されるって、すごいね。
恵理:「本当に。その後の撮影は隠しながらやってましたよ、こうやって」
--ああ。でも、今どきの人たちは後処理で消してくれるんじゃない?
恵理:「でも、なんかもう消せないぐらい結構すごい腫れちゃってて」
--ああ、そうなんだ。膨らんじゃったんだ。
恵理:「膨らんじゃってましたね、結構」
--へえ。蚊に刺されるぐらい微動だにしなかったってこと?
恵理:「いつの間にか刺されてて。『刺されてるよ』って言われて、パチッてやったら、なんかベシャーッとなってて」
--あっ、まさに今刺されてるよと。
恵理:「そうですね。撮ってたカメラマンさんに、『蚊が付いてる』って言われて、『エッ?』ってなったら、血がバーッとなって、結構吸ってたんだなと思った」
--手だけじゃなくて、顔にも血がダーじゃないの?
恵理:「それはちょっとスタッフさんにタオル借りて」
--そういう時、「あっ、その血がダーッは新しい絵だな」って言う人はいないの?
恵理:「いなかったですね(笑)。『拭いて』って言われました(笑)」
--来てる人はやっぱり、恵理ちゃんの笑顔を撮ろうっていう人が多いの? それともちょっとこうクールにキメた画を撮りたいな、とか。
恵理:「ああ。でも、笑顔が好きって言う人もいますし、笑わないでって言う人もいますし。結構、笑顔の人のほうが多いですね。ウインクして、とか、かわいい系を撮りたい人だとか」
--えっ? ウインクしてる様を撮るってこと?
恵理:「ウインク」
--ウインクしてる様っていうのは、瞬時に撮ってくれないと、なかなかまぶたがピクピクしちゃったりね。
恵理:「連写ですね。カシャカシャッてやっているうちに」
--ああ、連写か。動画みたいな感覚で撮る。
恵理:「いや、本当に、『ウインクして』とか、『回って』とか」
--その場で回ってと。
恵理:「『クルッてして』とか」
--(笑)
恵理:「でも、『笑わないで』の人には本当にキッて感じで、笑わずに」
--じゃあ止まってポージングだけじゃなくて、動いたりもあるんだ。
恵理:「そうですね。なんか『元気に動いて』とか」
--元気に動いて?
恵理:「元気に動いて」
--そういう場合はどうすんの?
恵理:「うん、とりあえずカメラだから、あんまり動いちゃいけないと思うんで、なんかバーッて腕を広げてみたりだとか」
--走っちゃったりはしないんだ?
恵理:「走っちゃったりはしない。さすがに撮れないんじゃないかと。でも、ちょっとやりたいですね、走るの」
--屋外で座りはありなの? ベンチとか。
恵理:「ああ、ありますね。普通に木の根っことかはあります」
--でも、あれか、何人かでやるってことは、基本的にはスタッフさんが「じゃあ、ここで」って言ったら、もうそこでスタートなんだよね?
恵理:「そうですね」
--だから、そこで「いや、あっちの壁が」なんて言う人はいないってことなの?
恵理:「でも、ちょっとの移動だったら、言えば大丈夫です」
--そういう場合は、「皆さん、すいませんね」って感じなの?
恵理:「いや、結構、みんな和気あいあいとやっている感じなんで」
--ふーん。「どうぞ、どうぞ」って感じ。
恵理:「結構常連さんが多いらしくて」
--衣装は自前?
恵理:「自前服です」
--ということは、着たい服を持っていくってこと?
恵理:「そうですね」
--個撮とかだとさ、事前に…。
恵理:「ああ、リクエストとか」
--例えば、「ちょっとこんな感じの服持ってない?」とかっていうのがあるんだけど、そういうのはないんだ?
恵理:「なく、普通に例えばこれ(今日、来ている服を指して)を着てったりとか」
--「私の着たいものを着るわ」みたいなの?
恵理:「そうですね、割と。でも、服は系統がかぶらないように、1着はズボン入れて、1着はミニスカートで、でもロングスカートも入れて、とかはありますね」
--水着撮影もあるの?
恵理:「あります」
--水着も自前でしょ?
恵理:「自前ですね。あっ、でも、水着は用意してくれてるのもあるので、自前じゃなくてもいいんですけど、でも自前持っていきますね」
--以前、女神さまのインタビューで聞いたんだけど、同じように撮影会に出てるモデル同士で、水着を交換するとか。
恵理:「あっ、それもありますね」
--あっ、あるんだ。
恵理:「ありますね」
--いちいちいっぱい買ってらんねぇよ、みたいな。
恵理:「結構、まあ、冬とかになっちゃうと、水着が売ってなかったりするんで」
--ああ、なるほどね。
恵理:「私はもう服とかもチェンジしたりしますね」
--服も交換?
恵理:「『なんかそのトップスにはこっちのが合うんじゃない?』とかって。『じゃあ、交換する?』みたいな感じで」
--ああ。じゃあ、モデルさん同士も割と…。
恵理:「そうですね。フレンドリーに」
--やってるんだ。
恵理:「たまに1人の時あるんですけど、その時は黙々と1人で準備してます」
--smoothさんの撮影会では、二部と三部の間で、屋外からスタジオへ?
恵理:「そうですね」
--その移動ってどうなってるの?
恵理:「タクシーですかね」
--午前中から来ているお客さんたちは…。
恵理:「現地集合」
--じゃあスタジオで「またどうも」って感じなんだ。
恵理:「そうですね。『あっ、どうも、どうも、どうも』って。『ご飯、何食べた?』みたいな」
--スタジオで洋服というパターンもあるの?
恵理:「ありますね」
--洋服もあれば、水着もあるってこと?
恵理:「はい。三部と四部は洋服の後に水着」
--一部、二部は屋外だから洋服のみと。
恵理:「だから、三部、四部に…」
--三部、四部のほうが料金が高いとか?
恵理:「同じですね」
--同じなんだ。じゃあ、屋外の自然光で、輝く笑顔を撮りたいなら…。
恵理:「汗ダラダラになりながら(笑)」
--一部か二部と。洋服と水着の2パターン撮りたいなら三部、四部をと。
恵理:「そうですね」
--へえ。
恵理:「だから、三、四部に集結しますね」
--自分で好きなのを着てっていいんだったら、突然、「ゴスロリにしました」とかってありなわけでしょ?
恵理:「オッケーですね、たぶん」
--お客さんは「えっ?」って思ったとしても、「えっ、ゴスロリだけど、何か?」っていう感じで。
恵理:「そうですね。『私服ですけど』って言えば、オッケーですね」
--そういうのはないんだ?
恵理:「さ、さすがにないですね」
--あっ、そう。
恵理:「一応持ってますけど」
--えっ? 持ってるの?
恵理:「持ってることは持ってるんですけど」
--ふーん。それは何のために持ってるの?
恵理:「お姉ちゃんの友だちがくれて。くれたまんま、お家にしまってあります」
--ああ、しまってあるけど、特にそれを着て外出はしないと。
恵理:「ちょっと恥ずかしいと思って。かわいいんですけどね。コスプレも、そういうのも結構興味あるんですけど…」
--うん。
恵理:「あと、カメラマンさんがびっくりしちゃうかなと思って」
--そうなのね。
恵理:「私は結構やりたいんですけど」
--撮影会は楽しい? 和気あいあいとしてるって言ってたけど。
恵理:「撮られるのが好きなので」
--撮られるのが好きなんだ。
恵理:「そうですね。撮影大好きなんで、撮影会は楽しいですね」
--えっ、それはいつから好きなの? 子役の時からとか?
恵理:「そうですね」
--そうなの? 何で? 撮られるのって、何が楽しいの?
恵理:「何だろう。やっぱり自分で普通に鏡を見るのと、写真で見るのとは違うじゃないですか」
--うん、うん、うん。
恵理:「何かやっぱりそういう作品の中の自分…なんだかナルシストみたいですけど、そういう自分を見るのが楽しいなっていう」
--ふーん。ナルシストなんでしょ?
恵理:「違いますよ(笑)」
--違うの?
恵理:「違いますよ」
(突然)マネージャー:「ナルシストじゃなくちゃ、だめですよね」
--えっ?
マネージャー:「ナルシストじゃないと、やっぱ」
--ナルシストじゃないと、だめだよね。
恵理:「じゃあ、ナルシストです(笑)」
--じゃあ、お客さんが恵理ちゃんの写真を持ってきた時、「やべ、かわいい」とかって思うの?(笑)
恵理:「あっ、でも、この写真いいなとかありますね」
--「この写真、いいな」っていうより、「やべ、かわいいじゃん」とかって。
恵理:「まあ、若干ありますけど(笑)」
--ああ、若干はある。それさ、子役の時からそうだったら、面白いよね。
恵理:「あっ、でも、たぶん、ちっちゃい頃はもっと『ああ、私かわいい』みたいなの、あったんでしょうね」
--さらに、インタビュー的に面白くなるとすれば、学校のクラスの子とか見て、「私のほうが絶対かわいいわって思う」とか言ってくれるといいよね(笑)。
恵理:「ちょっと!(笑)。学校に敵が増えることになっちゃいますけど」
--学校の友だちは仕事してるの知ってるの?
恵理:「ああ、一応内緒にしてるんですけど…」
--内緒にしてるの?
恵理:「ただ、仲のいい友だちとかには言ってたりとか。あと、放送を見ちゃったりした人に『出てなかった?』みたいに言われたりとか」
--高校を卒業したら、今よりさらに仕事に邁進ということだったけど、この先、恵理ちゃんが思い描く未来は?
恵理:「そうですね。この間、舞台をやったんですけど」
--うん。
恵理:「結構、演技が楽しいなと思ったので、女優方面にいけたらなあと、私は思っているのですが」
--演技は子役時代も含めて、してるんじゃないの?
恵理:「あ、でも、子役時代、演技はあんまりなくって」
--エキストラっぽい感じだったってこと?
恵理:「そうですね。本当一言、二言ぐらいだったんで、ガッツリの演技は初めてだったんで」
--その舞台というのは?
恵理:「『時計~僕がいる理由』という舞台で、それが初舞台です」
--どういう役どころだったの?
恵理:「えっと…何か、大正から平成までの一家というか、家族のつながりがテーマなんですけど、その途中に出てくる、あの、何ですかね。お嫁に来たんです、私が。それからどんどん時間が過ぎていって、お嫁さんからお母さん、おばあちゃんになって死んでいくっていう…」
--60年間ぐらいやる、みたいな?
恵理:「そう」
--老け役まで。
恵理:「老け役まで。老けメイクも舞台上でやるっていう、結構斬新な」
--ああ。それで、時間の経過とか、齢を重ねたっていうのを表すんだ。
恵理:「そうですね。そのまんま」
--へえ。
恵理:「で、首に重りとかを付けて、あの、どんどん死んでいっちゃうんですけど、その人たちの命の重りみたいなのを首にどんどんかけていって、で、最終的に託すっていう」
--ふーん。
恵理:「こう、深ーいお話でしたね」
--セリフは多かった?
恵理:「結構多かったですね。話の中盤からの登場だったんですけど、エンディングまで出ていたんで」
--それがきっかけで、芝居に目覚めた?
恵理:「ちょ、ちょっと目覚めちゃったかな(笑)」
+゜*†* [◎] パチリ .。*†*。.+゜*†* ・.。*
日向恵理
Eri Hinata
1994年10月4日生まれ、東京都出身。テレビや舞台で活躍。現在、キッズステーション「デュエル・マスターズ DASH TV」にレギュラー出演中。AKIHABARA バックステージpassのアイドルキャスト。撮影会はsmooth TOKYO撮影会に出演中。
●日向恵理公式ブログ
http://ameblo.jp/hinata-eri/
●smooth TOKYO撮影会
http://www.smooth-tokyo.jp/