イメージ:第209回ザ・チョイス 大原大次郎さんの審査

デザイナーの大原大次郎さんによる審査が2018年10月24日に行われました。 応募人数は約280人、応募点数は約1,100点。その審査の模様と結果をレポートします。

タイポグラフィを中心とした国際的なデザインコンペティション「東京TDC賞」や、コンペティション「1_WALL」のグラフィック部門の審査員も務めたことがある大原大次郎さん。イラストレーションをテーマとした「ザ・チョイス」の審査は今回が初めて。全国から届いた力作の中から、10名の入選作品と6名の準入選作品を選びます。

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1次審査では、残す作品と残さない作品の2択でジャッジ。応募票の情報は見ず、時折悩みながらも丁寧に審査を進めていきます。40分ほどかけて審査を行い、おおよそ2分の1の応募者が1次審査を通過しました。続けて行った2次審査では、残した作品を再度ジャッジしていきます。1次審査で判断に迷った作品の多くは、ここで残さない方に振り分けている印象。1次で残された作品の中から、3分の1ほどに絞りました。

「自分の好き嫌いだけで決めると取りこぼしが出て来てしまうので、ここまでの審査では残す幅は広めで作品を選びました。モチーフではあまり見ず、画面構成や造形の強さ、美しさで残した方もいます。僕はアートディレクター気質というよりも、描き手としての目線もあるので、イラストレーションとグラフィックデザインの間を往復するような感覚で見ていますね」

審査の間の休憩で、2次審査までを振り返る大原さん。続いての3次審査では、70名ほどの応募作品の中からいいと感じた作品を選出。ここで残った30名の作品が、最終選考の対象者となりました。

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もっとも慎重に進められたのが、最終選考。1点ずつ作品をチェックし、入選作品と準入選作品を1時間かけて決めました。

「タブローとしての完成度やデザインでどう活かされるかのポテンシャルよりも、絵の前後が想像出来るかどうか。“社会的な前後感”とも言えますが、そんな視点で選びました」

そう話して、掲載作品も選び抜きました。どんな作品がチョイスされたのでしょうか。

大原大次郎さんの詳しい審査評、そして気になる今回の入選作品は、2019年1月18日発売のイラストレーションNo.221に掲載致します。

審査結果は、以下の通りです。

【入選】
タムラヨウイチ(北海道)、落合晴香(新潟県)、河合浩(茨城県)
しまだたかひろ、竹浪音羽、ゆりえ坂(東京都)、豊田みずほ(神奈川県)
糸井みさ(埼玉県)、Michiko Aizawa(埼玉県)、チーチー(台湾)

【準入選】
安藤巨樹、田中光枝、ムラサキユリエ、安田裕美(東京都)
柊有花(神奈川県)、玉村聡之(大阪府)

【最終選考まで残った方々】
ミッキーオーソラン(栃木県)、杉本鉄郎(茨城県)、赤池奈津希、平野晶、しまはらゆうき、
扇谷みどり、 庄野紘子、仲村直、金折実樹、佐久間亮、矢入幸一、スズキタカノリ(東京都)
長谷川海(埼玉県) ミズノマサミ(愛知県)、まんじゅまる、Monkey Studio(大阪府)


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