イメージ:イラストレーション 2011年7月号 no.190

イラストレーション 2011年7月号 no.190


2011年5月27日発売 / A4変型 / 別冊付録つき 特別定価:本体1,600円+税

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01

個人特集:宇野亜喜良

近作ギャラリーでは「少女」をテーマにした作品を中心に掲載します。貴重なラフスケッチや手帖に描かれたサムネイル、今年1月まで連載していた日経新聞の新聞小説「韃靼の馬」の挿絵も一挙公開。

舞台衣装を描くHOW TO DRAWやアトリエ写真、多忙な毎日を過ごす宇野さんの1日を追った密着記事も必見。

その他にラフォーレミュージアム原宿で開催の「ヘンリー・ダーガー展」鑑賞レポート等、内容盛りだくさんの大特集です。

02

別冊付録:宇野亜喜良 新作絵本「冬の庭 夏の庭」

宇野さんが小誌のために新作絵本を描き下ろしました。グリム童話「美女と野獣」の翻訳文を基に、絵と文章の両方を手掛けています。

父親への手紙やエロティックな描写等、宇野さん独自の解釈によるシークエンスも盛り込まれた、32ページのオリジナル絵本です。

別冊付録:宇野亜喜良 新作絵本「冬の庭 夏の庭」

03

個人特集:横山裕一

横山裕一さんによる新作ギャグ漫画を初公開。絵そのものよりも言葉の面白さや流れを重視した、これまでとはひと味違う作品に注目。

インタビューでは漫画の制作過程やネタの基について言及。登場キャラクターに関する解説もあります。

また、横山裕一さんセレクトによる名画も紹介。

04

HOW TO DRAW:tupera tupera

イラストレーションの仕事の他に絵本の制作やワークショップの開催等、多方面で活躍するユニットtupera tuperaのHOW TO DRAWです。

ペインティング、ドローイング、立体作品等、数ある中から、彼らの最もオーソドックスな手法である「貼り絵のコラージュ」に注目。

制作に使う素材選びや画材の種類等を詳しく紹介します。

05

蘇る“河村要助”の世界

イラストレーター河村要助さんの大規模な展覧会が、都内2箇所で同時開催されました。クリエイションギャラリーG8とセルバンテス文化センターで紹介された作品は、実に700点以上。

両会場の出展作から河村さんの画業を代表する作品を掲載し、“天才”イラストレーター河村要助の軌跡を紹介します。



【注目記事】


チャリティ企画「日本を元気に!」


小誌編集部とアートライフミュージアム・ザ・ネットによる、東日本大震災の被災者支援企画です。クリエイター8名の作品を誌上とWebで販売し、その売り上げ(額装代等、実費を除く)を「赤い羽根共同募金」に寄付します。

出品者:宇野亜喜良、やなせたかし、ロドニー・グリーンブラット、ウィスット・ポンニミット、寺田克也、工藤ノリコ、横山裕一、網中いづる(掲載順/敬称略)

◎アートライフミュージアム・ザ・ネットはこちら




ヤン・シュヴァンクマイエル「浮世絵に挑む」


チェコ・スロバキア出身の映像作家、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品を浮世絵にする試みを紹介。シュヴァンクマイエル自身が来日し、茨城と京都の工房を訪ねた様子もレポートします。



◆連載

・The Choice:横山裕一の審査

・宇野亜喜良「Aquirax Contact」:舘野 鴻

・木内達朗「柴犬人会」(10)

・イラストルポ 稲月ちほ「遊々発見記」

・ささめやゆき 絵日記「夢にしかすぎない」

・「すっごい漫画」クサナギシンペイ選 6

・イラストレーターの本棚:黒田 潔


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